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第45回 ようこそ学長室へ
~ 自然の宝庫・人財の宝庫であるために ~

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 寒さもひとしお身にしみるころ、皆様いかがお過ごしでしょうか。今日のお客様は、瑞浪キャンパス図書メディアセンター職員の富田宏さんです。人にも自然にも優しいと評判の富田さん。先日も校舎脇の桜の木に、可愛らしいムササビがいることを教えてくれました。取材当日は生き物がきっかけでつながりができた加藤若葉さん、愛結さん姉妹、近藤萌江さん(健康栄養2年 陸上部)3名と一緒に来てくれました。
 初めに学生たちとの出会いについて尋ねると、「パソコンの不具合対応時、加藤さんのスマホの待ち受けにインコを見つけたことが始まりです」と。その後、課題の資料集めで図書館を訪れた時にも鳥の話題で花が咲き、今では、空き時間を利用して定期的に鳥や自然について語り合っているとの事。
 生き物や自然に興味をもった経緯については、「幼少期から図鑑が愛読書というほど鳥や昆虫が好きで、中学、高校と思いは止まず、大学院では絶滅の危機に瀕している渡り鳥(ヘラシギ)の研究をしていました」と。また加藤姉妹も同様に生き物好きで「小学生の時にインコを飼い、それ以来、特に鳥に興味を持っています」との事でした。近藤さんによると「合宿先や移動中に鳥を見かけると、驚くほど詳しく説明してくれる」そうです。
 最後に、改めて瑞浪キャンパス周辺の自然環境について尋ねると、「『放っておけない』という小さな気持ちでいいので、財産として大切にして欲しいと思います」と。また学生たちには「環境保全について学ぶ機会として活かして欲しい」との事でした。
 自然や生き物について語る姿は、「志」を持ち、目標に向かって真っ直ぐ心が動いている様子でした。地球規模と言える環境の問題を克服するには、渡り鳥が先頭を交替しながら飛ぶように、助け合いを積み重ねて行動することが不可欠です。
「環境が人を作り、環境が人を変えます」確かな成長につながるこの場を、私たちが当たり前だと思ってはなりません。#学術

取材後記:この度、鳥や動物たちの住みたい場所ランキング第一位に輝いた?瑞浪キャンパス。人間も負けてはいられない。目指せ!学びたい大学、働きたい大学!(いまづ)

桜の木にひょっこり現れたムササビ
(撮影:保育科 平中先生)

ヘラシギが描かれたマスクを着けた富田さんとゆかいな仲間たち♪
左から、加藤若葉さん、愛結さん(県立岐阜商業)、近藤さん(津商業)
※( )内は出身校【撮影時のみマスクを外しています】
★近藤さんが持っているのは、学内で横たわっていた特定外来種のソウシチョウを剥製にしたという富田さん渾身の作。   

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