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第115回 ようこそ学長室へ
~ 本から始まるコミュニティ~

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終始笑顔の酒井さんと

 紫陽花が色鮮やかに咲く季節となりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、本年度から非常勤事務職員として中津川キャンパス図書館にお勤めの酒井由佳さんです。地元の高校をご卒業後、専門学校で3年間本格的に漫画の勉強をされ、瑞浪市の文化センターや図書館で10年ほど働いていた経歴をお持ちです。着任までの経緯や図書館業務に対する抱負など伺いました。
 瑞浪市の図書館に勤めていた時から「図書館業務に魅力を感じていた」という事で、その理由を尋ねると「単純に本が好きです。一冊の本には色々な人が関わっており、図書館は世界中の人が集まっているような特別感があります」との事。また大学の図書館では「データーベースやSDGsに関するものや専門書等、普段は手に取らない本に触れる楽しさがあります」と、書中にある未知の世界の広がりに魅力を感じているようでした。
 本格的に取り組んでいた漫画について尋ねると「漫画ではありませんが、親に褒められたことがきっかけとなり、中3から似顔絵を描き始めて15年間で約3千人を描きました」との事。現在も土、日にあるイベントやお祭りの会場などで描いているそうです。
 図書館のホワイトボードにも「学生の好きそうなアニメの絵を描き、コミュニケーションツールにしています」と。学生の印象は「自然な挨拶が身に付いている人が多いので、人間関係の入り口としてこれからも大切にして欲しい」との事でした。
 最後に今後の抱負を尋ねると「生活や知識が豊かになる本を入れて興味を持ってもらい、図書館を学生が過ごしやすい場所にしたい」との事でした。
 様々な人の生き方や未知の世界が果てしなく広がる本の中。悩みや苦しみがある時には決して一人ではないと励まし、解決の糸口を示唆してくれる。本は多くの経験や知恵を授け、人生をサポートしてくれます。その素晴らしさを肌で感じる酒井さん。似顔絵で培った観察眼を活かして多くの学生とつながりを深め、図書館をみんなの居場所に。#真剣味

取材後記:ホワイトボードを「使いたい」 は王道。でも彼女の口から飛び出したのは「育てたい」。そのワードセンスにフォーリンラブ♡その表現、いただきました~!(いまづ)

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