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第150回 ようこそ学長室へ
~ smile球でハートをキャッチ「硬式野球部新体制」 ~

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小野監督、池ノ内コーチで両手に花?笑

 余寒もようやく薄れ、一雨ごとに暖かさが増す今日このごろ。皆さんいかがお過ごしでしょうか。さて今回のお客様は、硬式野球部の小野昌彦監督(大阪府出身・駒澤大卒)と池ノ内亮介コーチ(三重県出身・中京学院大卒)のお二人です。2024年から体制を刷新して動き出した硬式野球部の現状やチーム作り、目標などを伺いました。
 まず野球を始めたきっかけを伺うと「5歳上の兄がPL学園の野球部に所属しており、その影響で小6の夏から始めました」(小野)「保育園児だった頃、近所の年上のお兄さんとキャッチボールしたのが始まりで、小1からスポ少に入りました」(池ノ内)との事。その後、中、高、大と野球一筋に取り組まれ、小野監督は東北福祉大学軟式野球部や大学全日本の監督を歴任されました。池ノ内コーチは本学初のプロ野球選手としてドラフト指名を受け、広島カープで活躍されました。野球を通じて学んだことは「人とのつながりですね。自分自身は大した人間ではありませんが、野球を通じて素晴らしい出会いがあり、その方たちに『恥をかかせてはいけない』との思いから成長できました」(小野)「努力することの大切さです。学生時代苦手だったことが、プロで厳しく指導されて得意になりました。地道に続ければ変えられるんですよね」(池ノ内)との事でした。
 本学の野球部員と接した印象は「高校時代にできていた当たり前のことができていないので、まずはそれを一つひとつ思い出してもらうことからやっています」(小野)「自分たちの頃は、少々怪我してもやるぐらいが普通でしたが、そこまで気持ちのある子はいません。でも変わろうとする姿勢が見えてきました」(池ノ内)と成長の糸口をつかみ、変化しつつあると感じました。チーム作りについては「『守って勝つ野球』を目指しています。嫌われることを恐れずに選手の中に入り、こちらの意図をしっかり伝えて信頼関係を作りたい」(小野)「指導者1年目なので分からない所も多いのですが、攻守交代等をきびきびとして、ひた向きな姿勢が伝わるチームにしたい」(池ノ内)との事。
 最後にチームの目標を伺うと「教職員や地元の皆さんに応援してもらえるチームにします。そうすれば結果は自ずとついてくると思います。春も秋も神宮優勝です!」(小野)と笑顔で力強く語って下さいました。
 取材中、監督の満面の笑顔とコーチの柔和な笑顔に引き込まれ、胸襟を開いている自分がいました。また数人の学生の名前を挙げると次々コメントがあり、一人ひとりの懐に入り向き合っている様子が伝わりました。笑顔は心の距離を瞬時に近づけ、人をポジティブな行動に導くダイナモです。チームの変革が加速度的に進んでいくと確信しました。
#スポーツ

取材後記:わからないことはわからないと言える雰囲気作りを目指すオトンと、その意を
汲みながら締めるところは締めるオカン。…みたいな絶妙なコンビ誕生!笑(いまづ)

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