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第140回 ようこそ学長室へ
~ 悲願達成!おめでとう!軟式野球部 ~

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 クリスマスのイルミネーションで街が華やかに彩られる頃となりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、第46回全日本大学軟式野球選手権大会(11・24)において日本一の栄冠に輝いた、エース 門田大城くん(経4)、副将 神山健真くん(経2)、主将 齋藤翔太朗くん(経3)と髙栁昌弘監督、太居建人コーチです。優勝旗、楯、賞状を携え、メダルを胸にユニホーム姿で学長室を訪れた選手たち。決勝で敗れ準優勝だった夏の大会から数カ月、悲願の優勝に至るまでの経緯を伺いました。
 初めに、今の心境を尋ねると「日本一を目標に入学してきたのにコロナ禍で土俵にも立てず、苦しい時期を乗り越えて必死にやってきました。嬉しい!ヨッシャー!」(門田)「夏から秋にかけて全試合出場させてもらい先輩への恩返しができました」(神山)「夏の大会でも打てずに終わり、今大会も勝てなければ自分のせいだと思っていたのでほっとしています」(齋藤)とそれぞれの思いを伝えてくれました。入部の動機は「硬式野球で限界を感じて軟式で日本一になりたい」(門田)「日本一を目標にして自分の可能性を広げたい」(神山)「野球を続けるか迷っていたが日本一と日本代表に挑戦したい」(齋藤)と皆日本一と関連していました。
 髙栁監督に優勝までを振り返ってもらうと「秋になり体制も変わって、チーム全体に緊張感を持たせるのが難しかったです。初戦の法政大学戦(2対0)で難しい状況の中、冷静にディフェンス力で圧倒する試合ができ『行ける』と感じました」と。太居コーチは「入学時からコロナで苦しんだ4年生が勝てて本当に良かったと感じています。指導者としての優勝は選手時代とは全く別物でした」との事でした。
 今後の目標については「様々なポジションを経験しながら、最後は投手をやると覚悟を決めて結果につながりました。社会でうまくいかないことがあっても現状を素直に受け入れ努力したい」(門田)「副キャプテンとしてチームを引っ張りたい」(神山)「ディフェンス(守備)を一から磨いて連覇したい」(齋藤)と前向きに話してくれました。
 最後に髙栁監督から「今回の優勝で改めて、全国のどの大学よりも大学全体で軟式野球部を応援して頂いていると感じました。選手たちも同じ気持ちでいます。チームを代表して心から感謝いたします。」とお礼の言葉がありました。
 全国の頂点に立つのは並大抵のことではありません。取材で感じたのは「目まぐるしく変化する環境を受け入れ、思いを一つにして対応する強さ」です。中国の戦国時代を生きた孟子は成功の鍵として「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」と述べています。「人の和」と「感謝の気持ち」を合わせ持つ野球部。連覇への道も遠からず。#スポーツ

取材後記:第110回の取材で東海リーグ優勝は頂点までの通過点に過ぎないと語っていた選手達。有言実行、再び学長室で会えるなんて…惚れてまうやろ~。(いまづ)

左から、太居コーチ、髙栁監督、門田さん(鶴岡東)、
神山さん(浜松開誠館)、齋藤さん(鶴岡東)

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