グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



第141回 ようこそ学長室へ
~ ポジティブ思考 makes you happy!~

ホーム  > 大学案内  > ようこそ学長室へ  > 第141回 ようこそ学長室へ ~ ポジティブ思考 makes you happy!~

下段左から、早川さん(光ヶ丘女子)、松野さん(羽島)、
長井さん(日本大学豊山)、奥山さん(誠恵)、上段右、黒野先生

 年の瀬と共に寒波が襲来していますが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。今回のお客様は、満天星花の木祭(11・19)でレモネードスタンド活動を行い、その収益をNPO法人愛知こどもホスピスプロジェクトに寄付した看護学部3年の早川実音さん、松野はなさん、長井慶太くん、奥山蓮くんと黒野優太郎先生です。この活動はアメリカの小児がん患者の少女が、自宅でレモネード販売を行い、同じ病で闘う子どもたちの治療につながる研究費を病院に寄付する行動から始まったものです。
 まず参加の動機を尋ねると「小児科の看護師を目指しているので参加したいと思いました」(早川)「ボランティアが好きで良い思い出を作りたい」(松野)「新たな経験を重ねることの一つとして取り組みたい」(長井)「ボランティアに興味があり販売の経験もなかったのでやりたい」(奥山)との事。取り組み後の感想は「小児に関する色々なことを知ることができました」「高校生、保護者、子どもたちなど多くの人とコミュニケーションを取れて楽しかった」「貴重な経験を積み重ねることができました」「感謝の言葉や笑顔があり嬉しかった」と前向きに伝えてくれました。
 印象に残っている場面は「一杯百円なのですが千円札を出す人がいた」「高校生や同年代の人が募金してくれた」「目標を上回る170杯売れた」「家族も含めて幅広い世代の人が募金してくれた」と皆、善意の広がりに感動していました。黒野先生に学生への思いを尋ねると「学生時代に大学祭に参加して楽しい思い出があり、経験してもらいたいと声をかけました。今しかできない時間の使い方をして欲しいと思います」との事でした。
 最後に今後の目標を尋ねると「看護師は技術だけでなく人との関わりも大切なので人と関わる力を伸ばしたい」(早川)「最初は大きな声が出ず進んでお客様を呼び込めませんでした。これからは何事にも積極的に行動したい」(松野)「レモネードスタンドは誰にでもできる活動なのでさらに広げていきたい」(長井)「人の優しさや笑顔に触れて自信がつきました。続けて何事にも頑張りたい」(奥野)との事。先生からは「これからは『これをやろうよ』と言われるのを待つのではなく、自分からやるべきことを見つけて行動して欲しい」とエールをいただきました。
 ボランティアの語源はラテン語の「voluntas(意志)」にあり、「自主性」や「創造性」等が求められます。意志あるところに道は開ける。これからの学生生活も“If the life gives you lemon,make lemonade“(諺)で。#真剣味

取材後記:病と闘う子どもたちの「精一杯生きる」に寄り添える尊い活動。しかも、唐揚げにかけてよし、美容にもよしのいいことずくめのレモン。やるねえ。(いまづ)

大学案内