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第116回 ようこそ学長室へ
~ 主体性の礎 ~

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左から、豊田さん(松本国際)、廣田さん(千葉学芸)
※( )内は出身校

 一日がずいぶん長く感じられる季節になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、硬式野球部の主将廣田玲二君と豊田智之君(経営4)です。先日まで行われていた春季リーグ戦では、残念ながら7勝5敗の3位でしたが、廣田君は打点王・HR王・優秀選手、豊田君は首位打者・HR王・ベスト9に選出されました。二人に受賞の感想やリーグ戦に臨んだ気持ち等伺いました。
 まず率直な気持ちは?と尋ねると「個人の成績は気にしていなかったのですが、昨年の秋(打点王)以上の結果を出したいと思っていたので、正直ほっとしています」(廣田)「嬉しいです。レギュラーではなく途中から試合に出るようになり、少しでもチームに貢献できればと思っていました」(豊田)との事。
 プレーの特徴は「チャンスになると集中力が高まり勝負強い所です」(廣田)「選球眼を活かして出塁率の高い所です」(豊田)と自己の特徴を冷静に自己分析していました。このような成果につながった要因については「冬の練習でバットをよく振った成果です」と。また「廣田が主将としてチーム全員を集めて進んで声を掛けてくれるので、気持ちの切り替えができた」と豊田君が話してくれました。そこで、チームをまとめる上で意識していることを廣田君に尋ねると「全員が同じ方向を目指せるように、きつい所で自分がしっかりやって背中で見せること」と。二人の信頼関係が伝わってきました。
 二人共、卒業後も野球を続けることを希望しており、最後に今後の抱負を尋ねると「この大会で四年生10名以上が引退して、残った選手が後輩を引っ張っていかなければいけません。秋は勝てるチームを作って神宮で一勝したい」(廣田)「どれだけチームの為に犠牲になれるかを大切にして努力したい」(豊田)と前向きに伝えてくれました。
 取材を通じて、周囲に流されず、自分自身のポリシーを持って行動する「個」の強さを感じました。野球部は全国から部員が集まり100名を超える大所帯で、レギュラー争いは熾烈です。競争を勝ち抜くには自分自身を知り、何を磨き、どこで勝負するのかを明確にして取り組む必要があります。周囲に流されず自らを高め、チームへの貢献をひたすら願う二人だからこそ活躍できるのだと感じました。#スポーツ

取材後記:憧れの選手は本学出身の菊池涼介(広島東洋カープ)・吉川尚輝(読売ジャイアンツ)の両選手。それを聞いてほくそ笑む私…もとい、ほほ笑んだ私。(いまづ)

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