グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



第124回 ようこそ学長室へ
~ やる気スイッチのきっかけづくり「2023プレゼンテーション大会『彩イロドリ』」~

ホーム  > 大学案内  > ようこそ学長室へ  > 第124回 ようこそ学長室へ ~ やる気スイッチのきっかけづくり「2023プレゼンテーション大会『彩イロドリ』」~

 朝の空気に爽秋の気配が感じられる頃となりました。皆さんお元気でお過ごしでしょうか。さて、一カ月ぶりのお客様は、共通科目の基礎ゼミ、基礎演習の集大成として行われた2023プレゼン大会「彩イロドリ」(9月8日開催)入賞者、優勝長谷川小春さん、第2位桑原美帆さん(健康栄養)、第3位成瀬希乃花さん(保育)、佐々木駿成くん、松下航くん(経営)5名の皆さんです。コロナ禍を終え、満員の聴衆の中で行われた大会では、フリーアナウンサー西村知穂さんのご協力をいただき、8月末に伝え方の指導、当日は特別審査員をお願いしました。入賞者の皆さんに大会を振り返ってお話を伺いました。
 まず、今の率直な気持ちを尋ねると、「学科には他にも上手な人がたくさんいたので選ばれたことが意外でした。優勝という結果になって嬉しいです」(長谷川)「人前で話すことが苦手なのでびっくりしています」(桑原)「自分の身近なことを話して入賞出来て良かったです」(成瀬)「ここまで行けると思っていなかったので驚いていますが、優勝できなかった悔しさもあります」(佐々木)「入賞出来て嬉しかったのですが、1位になれず残念です」(松下)と、それぞれが明るい表情で伝えてくれました。プレゼン時に注意したことや成長した点については、「目線を落ち着かせることに気を付けました。代表としての自覚を持って努力できました」「笑顔でゆっくり話すことに注意して、以前より堂々と話せるようになりました」「アドバイスのあった『言葉を立てる』こと、明るく伝える点を意識しました」「お面をつけたり、方言で話す工夫をして積極性と行動力が高まりました」「話し方のスピードとテンポに気を付け、人前で話すのが楽しいことに気づきました」と、それぞれ自己の成長を実感していました。
 最後に今後の抱負を尋ねると「他人の意見に流されやすいので、いつでも自分の考えを持って人に伝えられるようになりたい」「社会に出たら人前で話すことも多くなるので伝える力を高めたい」「誰に対しても笑顔で元気に緊張せずに話す力を付けたい」「SAとしてこの経験を後輩に伝えたい」「伝える力で他人を楽しませたい。オープンキャンパススタッフにチャレンジしたい」と、それぞれ既に次の目標を見据えていました。
 私自身、基礎ゼミ担当者として、短期間で階段を駆け上がるような著しい学生の成長を目の当たりにし、驚きと嬉しさで一杯です。また、このような成長の為には、前向きな言葉、優しく諭すような言葉、厳しい叱咤、学びの場の工夫等、様々な動機付けが不可欠です。どのような機会をつくり、いかに学生に働きかけ、力を引き出すのか。教える側には、豊かなコミュニケーション力と探求心の継続が必要だと再確認しました。#真剣味

取材後記:取組みの中で自分の意外な一面を発見。そのおかげで、世界に一つだけのパレットへ新色を追加できた。これぞイロドリの真骨頂!で、絶好調‼(いまづ)

左から、桑原さん(樹徳)、長谷川さん(土岐商業)、成瀬さん(中京)

左から、松下さん(中京)、佐々木さん(鶴岡東)  ※( )内は出身校

大学案内