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第133回 ようこそ学長室へ
~ Dreams come true ここからがスタート!~

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ますます凛々しくなった赤塚さんと(中京)  ※( )内は出身校

 落ち葉が舞い散る季節になってきました。皆さんはどのような時をお過ごしでしょうか。今回のお客様は、プロ野球のドラフト会議(10・26)で広島東洋カープから5位指名を受けた硬式野球部の赤塚健利君(経営4)です。ポジションは投手で身長195センチからMAX153キロのストレートを投げ下ろす右の本格派です。大学2年秋のリーグ戦で3試合連続完封勝利を上げ、大学日本代表候補選手にも選ばれました。このことをきっかけに2年前にも41回目のお客様として学長室に来てくれました。その時は「『桜梅桃李』を合言葉にして、どんな時も自分らしさを見失わずプレーしている」と語ってくれました。夢だったプロ野球選手の入り口に立った今、どんな思いを抱いているのかを尋ねました。
 ドラフト指名から2週間経ち、生活も元の落ち着きを取り戻しつつあるそうで、ほっとした表情で入室してきた赤塚君。初めに、2年前からここまでで成長した点を尋ねると「野球やトレーニングに関する知識や技術が高まりました。精神面は以前と同じで、どんな場面でも日頃やってきたことを出すだけと考えています」と。「また調子が良くても浮かれず、悪くても成長のきかっけと考えて取り組んできました」との事。いつも情緒がフラットで安定している長所を改めて感じました。
 ドラフト指名された瞬間の気持ちは「嬉しすぎて酸欠になりそうでした。頭が真っ白になりました」との事。4位まで名前が呼ばれなかった時点では「やばい、このまま呼ばれなかったらどうしよう・・・」と、まさに不安の底から、嬉しさの頂点へと一気に気持ちが変化していました。
 現実にプロになることを意識し始めたのは「スカウトが大勢集まった4年生の春のリーグ戦です」との事。目標とする選手像は「ここ一番で信頼して任せられる投手」だそうで、自分自身を見失わずに日々努力してきた彼なら、この目標をいつの日か必ず果たしてくれると感じました。
 最後に後輩へのメッセージをお願いすると「自分で考えてやらないと成長はついて来ない。その姿勢でやれば何かが必ずついてくる。高い目標も大切だけど、目の前の一日一日を大切にして頑張って欲しい」とこれまでの苦労を噛みしめるように話してくれました。
 チームの中心となる投手というポジション。投手が一球目を投じなければ試合は始まらず、また投手の出来に試合の勝敗は大きく左右されます。注目を浴び、プレッシャーのかかる立場だからこそ、日頃の力を確実に発揮する強さが求められます。指名挨拶の際、スカウトの田村さんが「広島の練習はきついけんね」と繰り返しおっしゃっていました。苦しみを乗り越えた先にある夢舞台へ。いざ「桜梅桃李」で!#スポーツ

取材後記:いつどこで誰がみているかわからないから常に自分を出していくとの力強い言葉。広島といえば赤塚じゃろ。となるようきばるんよ~。打倒!もみじ饅頭!(いまづ)

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