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第146回 ようこそ学長室へ
~ 目標掲げ一歩ずつ ~

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左から私、久保田さん(津商業)、宮澤さん(中京)、小泉さん(沼津工業)と
指ハート! ※( )内は出身校

 少し前から?節分に食べる豆の数が多すぎて、なかなか年齢までたどり着かなくなりました。皆さんはどのような節分をお迎えですか。さて今回のお客様は、基礎ゼミB(経営学部1年後期)でクラス代表として学部生全員の前でプレゼンをしてくれた、テーマ「中津川市を他県の人が遊びに来たい市に」小泉紀博くん、「瑞浪市をよりよい町に」宮澤萌々華さん、「中津川市の少子高齢化対策」久保田茉奈さんの3名です。
 この時間では東濃5市の中から一つを選び、現状を踏まえながら課題を抽出してその解決策を発表しました。前期の基礎ゼミA(自由テーマ)に続いてプレゼンに挑戦した3人に、学びの経緯や感想等を尋ねました。
 まず、プレゼンを振り返ってもらうと「中津川市について調べたことがなかったので、新しい発見がありました。緊張せずにできましたが、もう少し聞き手の反応を見ながら話したかったです」(小泉)「『やってやるぞ』と思って頑張りました。最初は緊張しましたが、徐々に落ち着いて話すことができました」(宮澤)「友達と一緒に授業以外で練習して本番に備えました。全体を見渡しながら話すスピードにも意識を置きました」(久保田)と皆、様々な気づきを得ながら前向きに取り組んでいたことが伝わりました。
 講義を通じて成長した点を尋ねると「資料のまとめ方や話す順序を整理して分かり易く伝えることができるようになりました」(小泉)「人前での発表が苦手で、以前は視線を下に向けたままでしたが、少しずつ全体を見渡して話せるようになりました」(宮澤)「自分の考えをアイコンタクトしながら、身振り手振りを付けて話せるようになりました」(久保田)全員から伝え方に対する自信の高まりを感じました。
 今後この学びをどのように活かすのかを尋ねると「大勢の前で話す機会や競技の中で相手の反応を注意深く見ることに役立てたい」(小泉)「教養ゼミで企業に対する発表があるので基本を忘れずに経験を活かしたい」(宮澤)「チーム全体を見ながら思いを伝えてリーダーシップの向上に役立てたい」(久保田)との事でした。
 私自身、基礎ゼミ担当者として、学生の成長を身近に感じてきました。入学当初は3分の発表でも四苦八苦していた学生たちが、今では6分が当たり前になり、1年かけて階段を上るように着実に力を付けています。成長過程では簡単には届かないけれど手を伸ばせば届きそうな、モチベーションにつながる目標設定が必要です。学生たちが階段を一段ずつ上り、新たな風景が見られるように努めたいと思います。#学術

取材後記:朝の5分は無駄にできないのでメイク時間短縮を試みた。5分では基礎工事で精一杯だったのが今では塗装まで到達、あとは描くだけ!これも立派な目標達成…!?(いまづ)

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