教学IR室長 大須賀 元彦
その目標に向かい、原則毎月のIR室レポートの作成と公開、教職員座談会、他大学との合同IR研修会、学内教学IR研修会、学内広報誌の作成に取り組んで参りました。2024年度は「教学IR室Ring」を展開し、教学IR室の提案をより大学組織に反映させる仕組みを構築しました。
2025年度の新たな目標として各学部のブランディングに貢献できるよう、今まで以上に分析を進めて参ります。また教学IR室はより分析業務に特化した取り組みに専念し、企画運営を担う部署(主にREC)の支援を致します。
引き続き、1つひとつの課題に真摯に向き合いながら精進して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
教学IR室メンバー
皆様、こんにちは。本学 教学IR室は「教職協働」のもと分析結果を原則全教職員にIRレポートいう形でお届けしています。このような背景から誰にでも分かりやすい「IRレポート」の作成を心掛けています。またIR研修会の企画立案や参加等を通してIR業務の研鑽に努めています。
建学の精神に基づく、より良い教育の実現に向けて取り組んで参ります。よろしくお願い致します。
職 員:今津 木綿子・川渕 怜央
IR・分析…と聞くと、何か堅苦しい?難しい?とイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、レポートを読んでいただければその心配は要らないことがお分かりいただけると思います。教学IR室からの様々な情報発信が、豊かな大学教育の運営につながることができれば幸いです。よろしくお願い致します。
教学IR室Ring
ぜひご覧ください。
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アセスメント
CGU Assessment Process 図
教学IR 室では現在、教学 IR に 重点を置きながら活動しています。教育や学生支援に関わる様々な情報を収集して、数値化・可視化し、客観的なデータに基づく分析結果を活用して、教育の質保証及び向上を図ります。また私学としての特色や強みをさらに強化し、問題点・弱みを改善する支援を行います。
このような考えの下、教学IR実施の過程を分かり易く示したのが、家をモチーフにして作られたアセスメントプロセス図(別紙参照)です。
【上図の説明】
教育の特色として第一に挙げられる「学生と教職員の距離の近さ」を、最下部に赤で明示しています。これを「教職員のコミュニケーション力」に置き換え、教育活動の土台として教職員の教授姿勢に組み入れ、行動指標(8項目)を通じて査定します。
また、この姿勢に従って行われる様々な教育活動は、中央に列挙してある学修BM(ベンチマーク)、授業評価アンケート、学生アンケート等で個々に査定します。その結果、いかに「学生のコミュニケーション力」育成が為されたのかを、行動指標(6項目)で査定します。
左右にある矢印の動きを繰り返しながら、最上部の法人目標「成長アウトカム」については、スポーツ成績、資格取得率、就職者数、卒業時アンケート、卒業認定と主体性の行動指標(4項目)を通じて1年~4年を定期的に振り返り、査定します。
このようなサイクルを的確に稼働させることで、ミッション「生涯にわたり、主体性を持ち、地域社会に貢献できる人財の育成」、ビジョン「地域のおける知の拠点の実現」(東濃まるごとキャンパスの実現)の実現を目指します。
全学アセスメントポリシー
全学アセスメントポリシーを通して本学の全学的な教学に関する現状と課題を明らかにすると共に、関連する部署が課題に対する解決策を主体的に立案できるように支援しています。
IRレポート
学内研修
学外研修
学内報告及び教職員座談会
学生座談会
年表(事業報告)
第1回 学長ワークショップ
2023年6月30日に第1回目の学長ワークショップが行われました。第1回目のテーマは「在学生から観た『本学の魅力・価値』とその進化・深化」で、実際に参加した学生から「大学全体でコミュニケーション力を高め、深める学び」、「コミュニケーション力を土台にして、誰もが安心してチャレンジできる場の増加」といった提案がなされました。この提案を学長が執行部会等で共有し、教学改善を図りました。
学長ワークショップ
第2回 学長ワークショップ
第3回 学長ワークショップ
建学の精神、運動部推奨の方針、スポーツマンシップについてジグソー法を用いてそれぞれがエキスパート活動をし、その成果に基づき、「中京学院大学アスリートの在り方」についてグループワークを行いました。その結果、「真面目に真剣な姿勢で物事に取り組むこと」、「協力しながら相手を尊重して行う姿勢」といった意見が出ました。
今回のワークショップを通して参加した学生ひとり一人が建学の精神等をより一層理解すると共に、中京学院大学のアスリートとしての自覚と、さらなる飛躍につながることを期待します。
第4回学長ワークショップ
学生からの提案(太文字が最終的な提案事項)
・スポーツ大会、交流、球技大会
・学部横断ゼミ交流会
・レクアスの共通科目化(現在は経営学部のみ)
・栄養に関するスポーツ学生への講義
・学生主体のカフェの運営
・ゼミ同士の旅行
・中津川キャンパス、瑞浪キャンパスの中間地点での対面講義
今回のワークショップは、学生リーダー含め、第1回~3回いずれかのワークショップに参加している学生が対象でした。それぞれに参加した学生の意見を集約し、自由に語り合うなかで、最終的にグループで意見をまとめることができました。学生からの提案をしっかり受け止め、次年度以降のより良い大学運営につなげることをお約束いたします。
令和6年度第1回学長ワークショップ
令和6年度第2回学長ワークショップ
今回のWSには看護学部の学生会を中心とした21名が参加しました。
ワールドカフェ形式により話し合いを進め、本学の魅力・価値については
「先生との距離が近く手厚いサポートがある」
「地域から必要とされており交流が盛ん」
「小規模大学ならではの学びやすい環境」
「保健師合格率100%」等の意見が出されました。
また、これらをどう進化・深化させるのかについては
「他学部や他学年との交流を図る」
「研究室の場所をもっと近くにする」
「学習の一環として大学に地域の方々を招く」
等の意見が出されました。この結果をもとに、今度の教育改善につなげてまいります。
今回、第2ラウンドへ移動する際、お互いにお礼を言い合ったり、
発表時に積極的に手が挙がるなどの前向きな取組み姿勢がみられたことは大変素晴らしいものでした。
看護学部の皆さんありがとうございました!
令和6年度第3回学長ワークショップ
今回のWSには中京学院大学スポーツクラブ役員・各クラブの主将主務を中心とした23名が参加しました。
わいわいがやがや、ぐびぐびもぐもぐのワールドカフェ形式による話し合いの中では、
「つながり」という言葉をキーワードに、全国から集まった仲間とのつながり、教職員とのつながり、
地域の方々とのつながりといった言葉が多く聞かれ、魅力や価値というものが
関わりの中で育まれていくものであることをあらためて感じた時間となりました。
参加していただいた皆さんありがとうございました!
第1回中京学院大学主催合同IR研修会
第2回中京学院大学主催合同IR研修会
ミニシンポジウム
第3回合同IR研修会
本学に加え、九州共立大学、九州女子大学・九州女子短期大学、文京学院大学、愛知東邦大学の教学IR実務担当者様に参加していただきました。過去2回につきましては、オンラインによる開催でしたが、今年度は対面とオンラインのハイブリットで開催いたしました。
参加していただいた皆様、お忙しい中ありがとうございました。
事例報告(文京学院大学 石村先生)
コンサルティング①
コンサルティング②
パネルディスカッション