卓球以外にはまっているのはゴルフだという松井氏と
寒さが身に染みる季節となりました。皆さんお元気でお過ごしでしょうか。今回のお客様は、第4回 運動部指導者ミーティング(12・4)の研修会で講師としてお話しいただいた、中津川市文化スポーツ部部長の松井嘉之様です。昭和60年(1985年)4月から中津川市役所にお勤めになり、現在まで約40年にわたり様々な立場から地域行政にあたってこられた松井さんに、本学とのご縁やこれからの大学に期待すること等を伺いました。
まず、市役所に奉職された経緯を伺うと「生まれも育ちも中津川で民間企業に勤めていたのですが、市役所の採用があることを知り、やってみようと思いました。当時は三年に一度しか試験がなくて、タイミングも良かったかもしれません」と。
本学との最初の関わりは「中学、高校で卓球を本格的にやり、その後、市の卓球連盟(現副会長)に所属して活動していました。20年以上前の事ですが、卓球の知人を通じて『教員志望で卓球の好きな学生がいる』と紹介されたのが、現卓球部女子監督の横谷先生でした。あの時は大学4年生だったと思います。その後、先生が地元の苗木中学校に赴任して、『中津川から卓球で全中に』の合言葉の下、久方ぶりに全中への出場を果たしてくれました。その時の生徒に男子監督の青山さんがいたと記憶しています」と卓球を通じた不思議なご縁があったことを知りました。その後の活動では「『トップ選手のプレーを地元の子どもたちに見せたい』という先人たちの思いから作られた大会『林八郎杯』を継続して開催し、今年で53回目になりました。千人を超える選手が集まる大会となり、横谷先生や青山さんの人脈がここでも活きており、助かっています」との事でした。
本学への思いを伺うと「建学の精神『学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ』が根底にあり、様々な活動を通じて、地域の元気や勇気に繋げていただいていることに感謝の気持ちしかありません」と。今後期待することは「令和8年中学部活動地域移行に対して、連携を深めていきたいと思います。身近にトップレベルの選手がいるので、技術的な指導は勿論のこと、良きお兄ちゃん、お姉ちゃんとして相談相手になり、人間的な部分でフォローしてもらいたいです」と。また各種目の競技人口減少の課題に対して「真に打ち込めるものがあるならいいのですが、家でゲームばかりするような生活なら残念です。大学と協力してスポーツに触れる機会を作って裾野を広げていきたいと思います」との事。本学への期待が熱い思いと共に伝わりました。
他者への感謝の心を表す「お陰様」という言葉があります。自分に「陽」があたった出来事に対して、支えてくれる人の存在「陰」を感じることができる人は、見えない部分を想像できる「思いやりある人」と言えます。松井さんのように、誰かの存在に感謝の気持ちを持ち続けることで、多くの人とのつながりを育みたいものです。#真剣味
取材後記:当時やんちゃな?学生だった横谷・青山両監督が巡りめぐって今ここで、行事だけでなく熱意もしっかり継承中。松井さんの強烈なスマッシュが効いた~?(いまづ)
まず、市役所に奉職された経緯を伺うと「生まれも育ちも中津川で民間企業に勤めていたのですが、市役所の採用があることを知り、やってみようと思いました。当時は三年に一度しか試験がなくて、タイミングも良かったかもしれません」と。
本学との最初の関わりは「中学、高校で卓球を本格的にやり、その後、市の卓球連盟(現副会長)に所属して活動していました。20年以上前の事ですが、卓球の知人を通じて『教員志望で卓球の好きな学生がいる』と紹介されたのが、現卓球部女子監督の横谷先生でした。あの時は大学4年生だったと思います。その後、先生が地元の苗木中学校に赴任して、『中津川から卓球で全中に』の合言葉の下、久方ぶりに全中への出場を果たしてくれました。その時の生徒に男子監督の青山さんがいたと記憶しています」と卓球を通じた不思議なご縁があったことを知りました。その後の活動では「『トップ選手のプレーを地元の子どもたちに見せたい』という先人たちの思いから作られた大会『林八郎杯』を継続して開催し、今年で53回目になりました。千人を超える選手が集まる大会となり、横谷先生や青山さんの人脈がここでも活きており、助かっています」との事でした。
本学への思いを伺うと「建学の精神『学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ』が根底にあり、様々な活動を通じて、地域の元気や勇気に繋げていただいていることに感謝の気持ちしかありません」と。今後期待することは「令和8年中学部活動地域移行に対して、連携を深めていきたいと思います。身近にトップレベルの選手がいるので、技術的な指導は勿論のこと、良きお兄ちゃん、お姉ちゃんとして相談相手になり、人間的な部分でフォローしてもらいたいです」と。また各種目の競技人口減少の課題に対して「真に打ち込めるものがあるならいいのですが、家でゲームばかりするような生活なら残念です。大学と協力してスポーツに触れる機会を作って裾野を広げていきたいと思います」との事。本学への期待が熱い思いと共に伝わりました。
他者への感謝の心を表す「お陰様」という言葉があります。自分に「陽」があたった出来事に対して、支えてくれる人の存在「陰」を感じることができる人は、見えない部分を想像できる「思いやりある人」と言えます。松井さんのように、誰かの存在に感謝の気持ちを持ち続けることで、多くの人とのつながりを育みたいものです。#真剣味
取材後記:当時やんちゃな?学生だった横谷・青山両監督が巡りめぐって今ここで、行事だけでなく熱意もしっかり継承中。松井さんの強烈なスマッシュが効いた~?(いまづ)