グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



第184回 ようこそ学長室へ
~ 留まることなくその先へ ~

ホーム  > 大学案内  > ようこそ学長室へ  > 2024年度 記事一覧  > 第184回 ようこそ学長室へ ~ 留まることなくその先へ ~

左から、林さん(瑞浪)、私、加藤さん(向陽台)※( )内は出身校

 朝晩の冷たさを少しずつ感じるようになり、鍋料理が恋しい季節になって参りました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、第9回満天星花の木祭(R6・11・17)の開催にあたり、祭り実行委員として中心になって準備にあたっている、委員長林優太くん(健康栄養2)と加藤輝真くん(保育1)です。実行委員は経営9名、看護4名、健康栄養2名、保育2名の総勢17名で、本年度のテーマ「宴」(うたげ)「嬉しい 、たのしい 限界を超えろ」を掲げ、新企画にも挑戦して大学祭を盛り上げようとしています。お二人に学祭に関する様々な思いを伺いました。
 初めに、実行委員になった動機を尋ねると「学祭の委員長は健康栄養の先輩が代々引き継いできたので、『今度は自分がやってやろう』と思いました」(林)「リーダー人財育成入試で入学したので、リーダーシップやフォロワーシップを学ぶために頑張ろうと思いました」(加藤)との事。リーダーとして心がけていることは「全員が分かり易い内容で会議や話し合いを進めることを常に意識しています。いざこざがなかったと言えば噓になりますが、全員の耳に残り、理解が深まるように工夫しました」(林)「役割分担を大切にして、各部署のリーダーをサブリーダーがサポートしながら、組織的に動けるようにしました」(加藤)との事。リーダーとしての自覚を強く感じました。ここまでで苦労した点は「学部ごとで意見や考え方が食い違い、まとめるのが難しかったです。ある時は強引に、またある時はしっかり話を聴きながら課題を整理して、一つひとつ解決してきました」(林)と。チーム状態を見て臨機応変に行動していることが分かりました。
 大学祭の見どころを三つ挙げてもらうと「①人探し(新しい企画で、キャンパス全体を使って行うかくれんぼの進化形)②教室ブース(ドローン、カフェ、まちの保健室等、各学科の特色を楽しめるブース)③ゴットスチューデント(ダンス、バンド、よさこい等、大学祭を盛り上げる迫力満点のステージ)」との事でした。
 最後に学祭テーマ「宴」(うたげ)「嬉しい、たのしい、限界を超えろ」の意味を踏まえたメッセージをお願いすると「誰もが学科や学部の壁を取り払って行動し、新しい自分と出会える学祭にしたいと思います!」と力強く伝えてくれました。
 私たちの生活に欠かせない「水」は、液体の「水」、固体の「氷」、気体の「水蒸気」と3通りの状態があり、0℃が氷点、100℃が沸点であることはよく知られています。もしも氷点や沸点の一歩手前で止めてしまえば、「水」は永遠に液体のままです。冷やし続け、熱し続けるからこそ、新たなものに生まれ変わるのです。あらゆる壁を取り払いながら、限界を超えろ!#真剣味

取材後記:笑顔の裏に隠されたリーダーとしての苦労は想像以上にいろいろあったかもしれないけど、壁だと思っていたそれは、実は大きな扉だったりして。(いまづ)

大学案内