左から、大須賀先生、眞部先生、私、古田先生
秋の気配が色濃くなって参りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、令和6年度「数理・データーサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」認定(6・8-27文科省通知)に関わって下さった、データーサイエンス・AI教育検討委員会の眞部孝幸先生、委員古田雅俊先生(看護)、大須賀元彦先生(経営)の皆さんです。このプログラムは、データーサイエンスの基礎的な知識及び技術に基づいてデーターを適切に分析することができる力を付けることを目的とし、該当科目の単位を取得することでプログラム終了が認定されます。感想や学生に身に付けて欲しいこと等を伺いました。
まず、これまでの経緯や感想を伺うと「昨年1年間の実績を見て認定されますので、『結構長かった』というのが実感です。評価基準の5条件に合わせて講義を構築するのが大変で、申請できた時にはホッとしました」(眞部)「自己点検に関する規程整備、アンケート実施、回収、分析等ができて、認定につながりホッとしています」(古田)「プログラム導入のきっかけは、それまで実施していた情報科目の内容が時代の流れにそぐわないと感じたことからです。その後プログラムを講義で実践、会議で提案、全学的な導入を目指して委員会の立ち上げへと進みました。委員会は役割分担が明確でスムーズに活動できました」(大須賀)との事。全員のチームワーク良さが伝わりました。学生に身に付けて欲しいことは「デジタル社会で生きていく上で最低限必要な力を身に付けて欲しい」(眞部)「ICT化についていけなければ医療職者として通用しない世の中なので、命を守るために正しく情報を使う力を付けて欲しい」(古田)「経営学部の特徴は進路に様々な選択肢があることなので、それを活かすためにも基本的なデータ収集、分析等をできるようになって欲しい」(大須賀)との事でした。
最後に学生へのメッセージをお願いすると「敵(デジタル)を知らない事には融和することもできない。『人間とは何か』を学ぶきっかけにして欲しい」(眞部)「看護は人間関係の構築が基本なので、ICTの学びを通じて人間味の大切さに気付いて欲しい」(古田)「AIは人間の指示の下で動くので、正しく判断して的確に指示する力が必要です。デジタル技術とともに人としての力を高めて欲しい」(大須賀)との事でした。
今回の取材は、「人間らしさとは何か」を考える契機となりました。AIの最大の能力は、一つの問いを学習して最適解を瞬時に見つけることです。これにより作業効率は上がりますが、一方で苦手な分野もあります。それは「人の気持ち」や「微妙なニュアンス」を扱う事です。他者の心の機微に触れることが、支え合いながら生きる「人間らしさ」につながります。ICT能力が高められても、人の全てを凌駕することはできません。#学術
取材後記:理系っぽいのは名称だけ。ということでこのプログラムの五段活用!学ぼう、学びます、学ぶ、学ぶとき、学べば、学べ、まなべ…?お後がよろしいようで。(いまづ)
まず、これまでの経緯や感想を伺うと「昨年1年間の実績を見て認定されますので、『結構長かった』というのが実感です。評価基準の5条件に合わせて講義を構築するのが大変で、申請できた時にはホッとしました」(眞部)「自己点検に関する規程整備、アンケート実施、回収、分析等ができて、認定につながりホッとしています」(古田)「プログラム導入のきっかけは、それまで実施していた情報科目の内容が時代の流れにそぐわないと感じたことからです。その後プログラムを講義で実践、会議で提案、全学的な導入を目指して委員会の立ち上げへと進みました。委員会は役割分担が明確でスムーズに活動できました」(大須賀)との事。全員のチームワーク良さが伝わりました。学生に身に付けて欲しいことは「デジタル社会で生きていく上で最低限必要な力を身に付けて欲しい」(眞部)「ICT化についていけなければ医療職者として通用しない世の中なので、命を守るために正しく情報を使う力を付けて欲しい」(古田)「経営学部の特徴は進路に様々な選択肢があることなので、それを活かすためにも基本的なデータ収集、分析等をできるようになって欲しい」(大須賀)との事でした。
最後に学生へのメッセージをお願いすると「敵(デジタル)を知らない事には融和することもできない。『人間とは何か』を学ぶきっかけにして欲しい」(眞部)「看護は人間関係の構築が基本なので、ICTの学びを通じて人間味の大切さに気付いて欲しい」(古田)「AIは人間の指示の下で動くので、正しく判断して的確に指示する力が必要です。デジタル技術とともに人としての力を高めて欲しい」(大須賀)との事でした。
今回の取材は、「人間らしさとは何か」を考える契機となりました。AIの最大の能力は、一つの問いを学習して最適解を瞬時に見つけることです。これにより作業効率は上がりますが、一方で苦手な分野もあります。それは「人の気持ち」や「微妙なニュアンス」を扱う事です。他者の心の機微に触れることが、支え合いながら生きる「人間らしさ」につながります。ICT能力が高められても、人の全てを凌駕することはできません。#学術
取材後記:理系っぽいのは名称だけ。ということでこのプログラムの五段活用!学ぼう、学びます、学ぶ、学ぶとき、学べば、学べ、まなべ…?お後がよろしいようで。(いまづ)