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第162回 ようこそ学長室へ
~ 踏み出すきっかけプロデュース ~

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時には「第7代尾張藩主 徳川宗春」に変身する松井さんと

 梅雨入りを前に、木々の緑がいっそう深まって参りました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、「学生×企業×行政」のプラットフォームを構築し、若者文化の発展を創出する、株式会社カナメヤ代表取締役の松井健斗さんです。松井さんとのご縁は、九州共立大で行われた学生交流会(2・27~29)での大須賀先生との出会いが始まりです。さらに、ご自身がパーソナリティを務め、東海地区の大学生、若者を応援するラジオ番組「カナメヤのキャンパスジャックラジオ」」の出演(5・29大須賀、川渕、桝田)を通じてつながりが深まりました。その際、地域の大学を応援する松井さんの熱い声を聴いて、是非お会いしたいと思い、今回の訪問が実現しました。
 学長室に入って来るなり、さわやかな笑顔と明るい挨拶で一瞬のうちに距離が近づきました。幼少期から学生時代の様子を伺うと「名古屋で生まれ、母が芸能関係の仕事をしていたこともあり、幼少期から子役としてドラマに出演していました。その後、中学から高校までは某アイドルとして活動していました。自分が住んでいる町や場所に興味があり、子どもの頃の原体験と共に今でも鮮明に風景が残っています」と。大学時代は「モデルの仕事を続けながら、プレイヤーから仕掛ける立場になりたいという思いが高まり、ボランティア活動等に進んで取り組んでいました」との事でした。
 起業について伺うと「大学を出て一般企業に就職して3年後(2022・3)にカナメヤを起業しました。コロナ禍で人が動けない状況の中、『今しかない』と踏み切りました」と逆境を絶好のチャンスと捉え行動する勇気に感心しました。名刺に描かれていた会社のロゴの「扇」は「末広がりに人財を育てる『要』となり、名古屋中心に広がっていくようにとの思いを込めました」と。また地元への思いについて「故郷は誰にとっても大きな存在だと思います。この場を大切にして、シビックプライドを持って生きたい」と郷土に対する誇りと愛を伝えてくれました。自分自身を一言で表すと「良いことも悪いことも根に持って、モチベーションに変えられる反骨心のある人間だと思います。座右の銘は『圧倒的青春の名の下に』で、青春時代のような気持ちを忘れず、様々な事柄に挑戦していきたい」との事でした。
 最後に今後の目標を伺うと「この場で過ごした学生時代の様々な出来事で今の自分があります。この思いを忘れずに学生たちのサポートに全力を尽くしたい」と熱く伝えてくれました。
 今回の取材を通じて、未来志向であふれるような思いの強さが伝わりました。松井さんの視線は常に前を見つめ、理想や目指すべき姿を明確に描きながら、そこに行き着くための挑戦を続けています。まさに「フィードフォワードチャレンジ」の連続です。次なる挑戦は、本学で私たちと!#学術

取材後記:何か新しいことを始める基準は自分が楽しんでいるか、わくわくしているかどうか。正解も成功も成果も気にせずとにかくやってみる!そこに「アオハル」あり。(いまづ)

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