脇田先生と
紫陽花が鮮やかに咲く季節となりました。皆さんお元気でお過ごしでしょうか。今回のお客様は、4月から経営学部教授として着任した脇田邦裕先生です。先生は名古屋で生まれ育ち、長年にわたり旅行業者や外資系保険会社等の一般企業でお勤めになられた経歴をお持ちの方です。本学着任までの経緯や現在の目標、学生達に望むこと等を伺いました。
初めに幼少期から思春期までの様子を伺うと「小さい頃はやんちゃ坊主でとても活発でした。中学校2年の時に盲腸からの腹痛が原因で半年ぐらい不登校になり、復帰後は表面上は大人しく目立たない生徒に変わりました。人前で話す力を高めることを目的に大学では劇団に入り、芝居に没頭していました」との事。
就職については「大学のゼミの先生から『就職どうする?』と聞かれて『どうするんでしょ?』と返すぐらい定まったものがなく、『海外で経験を積むのもいいな』と思い、ワーキングホリデーでオーストラリアに行きました。そこで日本食レストランの補助やツアーガイド等の仕事をし、この経験を活かせる旅行業者に就職しました」との事。
仕事をする上で大切にしてきたのは「お客様に満足してもらうことを念頭に、ご縁に感謝して良い循環が生まれるように意識してきました。『トラベルはトラブル』 (笑) と言うぐらいクレームが多いのですが、その解決にも誠意を持ってあたってきました。その結果、人生の転機には必ず良い出会いがあり、ご縁に恵まれています」との事でした。
学生への印象は「まだ把握しきれていませんが、伸びしろのある人が多いと思っています。講義中に注意した時、自らの非を認めてすぐに改善し、その後も注意したことを守ってくれる姿に共感を覚えています」と一人ひとりの可能性を尊重した言葉がありました。
最後に学生にどのような成長を望んでいるかを伺うと、ご自身が影響を受け、常に意識されている「effectuation(エフェクチュエーション)の5つの行動原則」を理解して行動することで、「自分を見つめ、自己理解を図りながら、ピンチをチャンスと捉え、前向きに生きる人になって欲しい」と熱く語ってくれました。
今回の取材を通じて、無意識に生活するのではなく、何かを意識して継続する事の大切さを感じました。一説によると人は潜在意識99%、顕在意識1%で生きていると言われます。この通りだとすれば、生活の大半を無意識で行っていることになります。自己にベクトルを向け、良い意識を積み重ね「酔生夢死」とならないように過ごしたいものです。#真剣味
取材後記:清潔感ある身なり、姿勢、話し方からこれまできっと多くの方から信頼を得てきたのだろうと感じた。そんな先生を野菜に例えると…シャキッとしたレタス!(いまづ)
初めに幼少期から思春期までの様子を伺うと「小さい頃はやんちゃ坊主でとても活発でした。中学校2年の時に盲腸からの腹痛が原因で半年ぐらい不登校になり、復帰後は表面上は大人しく目立たない生徒に変わりました。人前で話す力を高めることを目的に大学では劇団に入り、芝居に没頭していました」との事。
就職については「大学のゼミの先生から『就職どうする?』と聞かれて『どうするんでしょ?』と返すぐらい定まったものがなく、『海外で経験を積むのもいいな』と思い、ワーキングホリデーでオーストラリアに行きました。そこで日本食レストランの補助やツアーガイド等の仕事をし、この経験を活かせる旅行業者に就職しました」との事。
仕事をする上で大切にしてきたのは「お客様に満足してもらうことを念頭に、ご縁に感謝して良い循環が生まれるように意識してきました。『トラベルはトラブル』 (笑) と言うぐらいクレームが多いのですが、その解決にも誠意を持ってあたってきました。その結果、人生の転機には必ず良い出会いがあり、ご縁に恵まれています」との事でした。
学生への印象は「まだ把握しきれていませんが、伸びしろのある人が多いと思っています。講義中に注意した時、自らの非を認めてすぐに改善し、その後も注意したことを守ってくれる姿に共感を覚えています」と一人ひとりの可能性を尊重した言葉がありました。
最後に学生にどのような成長を望んでいるかを伺うと、ご自身が影響を受け、常に意識されている「effectuation(エフェクチュエーション)の5つの行動原則」を理解して行動することで、「自分を見つめ、自己理解を図りながら、ピンチをチャンスと捉え、前向きに生きる人になって欲しい」と熱く語ってくれました。
今回の取材を通じて、無意識に生活するのではなく、何かを意識して継続する事の大切さを感じました。一説によると人は潜在意識99%、顕在意識1%で生きていると言われます。この通りだとすれば、生活の大半を無意識で行っていることになります。自己にベクトルを向け、良い意識を積み重ね「酔生夢死」とならないように過ごしたいものです。#真剣味
取材後記:清潔感ある身なり、姿勢、話し方からこれまできっと多くの方から信頼を得てきたのだろうと感じた。そんな先生を野菜に例えると…シャキッとしたレタス!(いまづ)