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ようこそ学長室へ265 ~命のつながりを感じて~


左から、小川さん、私、後藤さん

ようこそ学長室へ265
~命のつながりを感じて~

梅雨とはいえ、真夏のような太陽が顔をのぞかせる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。さて今回のお客様は、一般社団法人日本看取り士会、看取りステーション岐阜東濃とうと、ステーション長・看取り士の後藤美智子さん、看取りステーション大垣ぬくもり、看護師・看取り士の小川みさ子さんです。看取り士の存在を、若い世代の方に知ってもらいたいという思いを持って学長室を訪れてくださいました。これまでの経緯や活動について伺いました。

まず看取り士になられたきっかけを伺うと「『みとりし』という映画を観たことが始まりで、そこから自分の最期はどうあるべきかを真剣に考え、学びたいと思うようになりました」(後藤)「看護師として定年まで働いて、その後、ヘルパーのお手伝いをしている時、夫の父(94歳)の面倒をみることになりました。その折、『抱きしめて看取る看取り士、家で看取りたい』と書かれた新聞記事を読んだことから看取り士を目指すようになりました」(小川)とのこと。
看取り士の活動を通じて感じることは「人の最期を真剣に見つめ、その在り方を考えることは、今の生き方を深く知ることにもつながります。多くの人に看取りの意義を知ってもらいたいです」(後藤)「看護師として臓器移植コーディネーターとしての職務にも携わり、そこでは臓器のやりとりを『命のバトン』という言葉で表現していました。この経験から人の最期も、魂や心による『命のバトン』であると感じるようになりました。死は忌み嫌うものではなく、大きなエネルギーをいただけるものと強く感じています」(小川)とお二人とも熱い思いを伝えてくれました。

最後に、若い世代に伝えたいことを伺うと「死を考えることで、今の生き方を深く知り、充実した毎日を過ごして欲しい」(後藤)「当たり前のことは何もなく、親から命をいただいたことに感謝の気持ちを持って過ごして欲しい」(小川)とのことでした。

中学生の頃、「人の死」について真剣に考える時期がありました。突き詰めて考えていくと、「考えても仕方ないし、分からない。そうであるなら、目の前の今の時間を大切にするしかない」となったのを覚えています。今思うとその後の生き方に繋がる貴重な期間でした。#真剣味


取材後記:お二人ともとても明るく、丁寧に「看取り士」について教えてくださいました。「看取り士」を知ってすぐ勉強を始め、資格を取得された行動力に驚きました。 (き)
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