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ようこそ学長室へ260 ~原点は「家族のために」~ 看護学部初の留学生


左から、私、黄さん、王さん、島原先生

ようこそ学長室へ260
~原点は「家族のために」~看護学部初の留学生

少し汗ばむ陽気に初夏の訪れを感じる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、2010年に開設、16年目を迎える看護学部に初めて入学した留学生、王若瑄(オウジャクセン)さん、黄俊森(コウジュンセン)さんです。基礎ゼミ担当教員の島原ほのか先生に伴われ、とても緊張した面持ちで入室したお二人に、大学生活の感想や今後の目標などを伺いました。

まず来日の経緯を伺うと「母が日本のことを好きで、しだいに日本の文化や漫画、アニメ『千と千尋の神隠し』などに興味をもつようになりました。日本に来て1年半です」(王)「新鮮な食材を大切にする地元の食文化が日本と似ていて興味を持ちました。コミュニケーションは苦手ですが、日本人の距離感も自分には合うと感じています。来日して1年1カ月です」(黄)とのこと。

現在までの学生生活の感想は「日本人の学生は学びへの意識が高いと感じています。看護の勉強は難しいですが、日本語の力をもっと高めて頑張ろうと思います」(王)「クラスメイトが親切で助かります。講義は70%ぐらい理解できますが、分からない所はAIの力を借りて勉強しています」(黄)と二人とも前向きに話してくれました。島原先生に様子を伺うと「二人とも日本に興味があってきてくれただけあって、探さないとどこにいるのか分からないぐらい、日本人学生となじんでいます。王さんは大人しい学生として周囲が優しく受け入れ、黄さんはクラスのムードメーカーとして周囲に声を掛けながら積極的に行動しています」と笑顔で伝えてくれました。

今後の抱負は「1年間、大学の全ての試験に合格したい。また、日本料理を作れるように頑張りたいです」(王)「学業では、JLPT N1を7月に取得して大学の試験も全て合格したいです。プライベートでは、一緒に遊べる友達を作りたいです」(黄)とのこと。看護師を目指したきっかけと将来の目標を尋ねると「病気の母を助けたいと思ったのがきっかけで、将来は日本で働きたいです」(王)「おばあちゃんが認知症になってしまったのがきっかけで、自分の強みである語学力を活かして頑張りたいです」(黄)と力強く答えてくれました。

今回の取材を通じて、二人とも家族の病気が看護師を目指すきっかけになっていることを知りました。大切な人への思いを支えに努力を積み重ねることは、生きがいや困難を乗り越える力となります。志(こころざし)の原点を忘れることなく、目標に向かって頑張っていきましょう。#真剣味


取材後記:一つひとつの質問に一生懸命考え答えてくれたお二人。 最初は緊張した様子でしたが、取材後の写真撮影では明るくポーズを決めてくれました!(き)
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