ようこそ学長室へ239 ~言葉にできないことも感じ取る~

左から、私、杉本さん(中京)、加藤さん(瀬戸西)、島原先生
※( )内は出身校
ようこそ学長室へ239
~言葉にできないことも感じ取る~
師走を迎え、何かと慌ただしい毎日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。さて今回のお客様は、笠原中学校で行われた避難訓練にボランティアとして参加した杉本優奈さん(看護3)加藤瑠七さん(看護1)、引率の島原ほのか先生です。当日は主催者「オール笠原まいて」の皆さんをはじめ、多治見市消防署職員、防災士の会、区長会、日本赤十字奉仕団、笠原中学校生徒、お年寄りから幼児まで地元住民の皆さんなど、約160名が集まりました。令和9年4月中京学院大学多治見キャンパスとして開学する予定地の笠原中学校の体育館で行われた訓練に参加した動機や感想などを伺いました。
初めにボランティアに参加した思いを尋ねると「新キャンパス予定地の笠原中学校は母校なので、やってみようと思いました。卒業してから初めて校内に入ったので懐かしかったです」(杉本)「移転先に興味がありましたし、災害時に看護師として、冷静に動く学びにもなると思いました」(加藤)と。学部では「4年後期に災害看護学の講義があり、トリアージや衛生管理などを学びます」(島原)と伝えてくれました。
ボランティアを通じて感じたことは「担当だった受付や物品の展示の方法など、地域の方たちが丁寧に説明してくれたので助かりました。非常食の展示では、グラム数の少ないものから多いものへ順番に並べたところ、『とってもいいじゃん!』と褒めてくれました。温かい人ばかりでした」と二人とも笑顔で振り返っていました。二人の活動の様子を先生に伺うと「頼まれたことをためらわずに進んでやっている姿に感心しました。また初対面なのに協力し合って、小さい子からお年寄りまで声かけしながら行動することができ、コミュニケーション力が高いと感じました」と主体的に行動する姿を話してくれました。このような力が身に付いた理由を尋ねると「看護実習では、緊張感の中、自分で考えて動かなければならない場面が多くあります。この経験が大きかったと思います」(杉本)「高校の頃の友人が人をよく見て状況を把握して、考えて進んで動ける人でした。その影響とインターンシップでの経験があったからだと思います」(加藤)と。理想の看護師像は「コミュニケーションを通じて関係を構築して、患者さんに信頼される看護師です」(杉本)「声の出せない患者さんや、身動きが取れない方の仕草や動作一つで、気づいてあげられる看護師です」(加藤)と。
最後に「看護師を目指す人にとって、人に尽くす心が大切です。この心を忘れずに頑張って」(島原)と伝えてくれました。
今回の体験を通じて、観察力から察知力への成長の糸口をつかんでいることを感じました。観察力がよく見ることなら、察知力はよく見て気づくことです。相手の気持ちを推測し、それによって接し方を変えていく力。今の姿勢を続けて、ぜひ手に入れて。#真剣味
取材後記:訓練で学んだことは、日頃の備えの重要性や、火災の時は煙を吸わないよう姿勢を低くすることなど。いざという時、その準備と知識がきっと役立ちます。(き)
~言葉にできないことも感じ取る~
師走を迎え、何かと慌ただしい毎日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。さて今回のお客様は、笠原中学校で行われた避難訓練にボランティアとして参加した杉本優奈さん(看護3)加藤瑠七さん(看護1)、引率の島原ほのか先生です。当日は主催者「オール笠原まいて」の皆さんをはじめ、多治見市消防署職員、防災士の会、区長会、日本赤十字奉仕団、笠原中学校生徒、お年寄りから幼児まで地元住民の皆さんなど、約160名が集まりました。令和9年4月中京学院大学多治見キャンパスとして開学する予定地の笠原中学校の体育館で行われた訓練に参加した動機や感想などを伺いました。
初めにボランティアに参加した思いを尋ねると「新キャンパス予定地の笠原中学校は母校なので、やってみようと思いました。卒業してから初めて校内に入ったので懐かしかったです」(杉本)「移転先に興味がありましたし、災害時に看護師として、冷静に動く学びにもなると思いました」(加藤)と。学部では「4年後期に災害看護学の講義があり、トリアージや衛生管理などを学びます」(島原)と伝えてくれました。
ボランティアを通じて感じたことは「担当だった受付や物品の展示の方法など、地域の方たちが丁寧に説明してくれたので助かりました。非常食の展示では、グラム数の少ないものから多いものへ順番に並べたところ、『とってもいいじゃん!』と褒めてくれました。温かい人ばかりでした」と二人とも笑顔で振り返っていました。二人の活動の様子を先生に伺うと「頼まれたことをためらわずに進んでやっている姿に感心しました。また初対面なのに協力し合って、小さい子からお年寄りまで声かけしながら行動することができ、コミュニケーション力が高いと感じました」と主体的に行動する姿を話してくれました。このような力が身に付いた理由を尋ねると「看護実習では、緊張感の中、自分で考えて動かなければならない場面が多くあります。この経験が大きかったと思います」(杉本)「高校の頃の友人が人をよく見て状況を把握して、考えて進んで動ける人でした。その影響とインターンシップでの経験があったからだと思います」(加藤)と。理想の看護師像は「コミュニケーションを通じて関係を構築して、患者さんに信頼される看護師です」(杉本)「声の出せない患者さんや、身動きが取れない方の仕草や動作一つで、気づいてあげられる看護師です」(加藤)と。
最後に「看護師を目指す人にとって、人に尽くす心が大切です。この心を忘れずに頑張って」(島原)と伝えてくれました。
今回の体験を通じて、観察力から察知力への成長の糸口をつかんでいることを感じました。観察力がよく見ることなら、察知力はよく見て気づくことです。相手の気持ちを推測し、それによって接し方を変えていく力。今の姿勢を続けて、ぜひ手に入れて。#真剣味
取材後記:訓練で学んだことは、日頃の備えの重要性や、火災の時は煙を吸わないよう姿勢を低くすることなど。いざという時、その準備と知識がきっと役立ちます。(き)