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ようこそ学長室へ224 ~経験と学びから深まる人間味~  


法雲先生と

ようこそ学長室へ224
~経験と学びから深まる人間味~      

 9月に入ったにもかかわらず残暑厳しく、涼風が待ち遠しく感じられる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。さて今回のお客様は、本年度着任された看護学部助教の法雲浄恵先生(基礎看護領域)です。長年、看護師としてお勤めになり、教育現場は本学が初めてという先生に、看護の道に入るまでの経緯や学生と接して感じること等を伺いました。

 まずご出身と子どもの頃の様子について伺うと「生まれは滋賀県で中学、高校までを過ごしました。最初は人見知りするんですが、いったん打ち解けてしまうとよくしゃべるんですよね」と笑顔で話してくれました。看護師を志したのは「幼少期に病弱で通院することが多く、看護師さんは身近な存在でした。高校までは海外に興味があり、空港のスタッフとして働きたいと思っていました。ちょうど進路選択の時期に祖父が集中治療室に入って亡くなり、この時、患者だけが危機的な状況にあるのではなく、家族も同じような状態であることに気づき、家族を含めて看護できる人になりたいと思いました」との事。「その後、看護師を目指して静岡県の短大に入学、卒業後は付属病院の救命救急センターに。そして東京の循環器専門病院に移り、混合病棟で小児、中学生、同世代の方等、あらゆる年代の患者さんと関わり心臓集中治療室へ。最後は大垣市民病院の救急病棟で勤めました」と。様々な臨床現場で長年経験を積まれていることが分かりました。

 教育現場を目指すきっかっけは「看護師として勤める中で医師不在の場面が多々あり、容態が悪化する前に状況を把握して処置する必要に迫られました。やがて『看護師にしかできないことは何なのか?』と考えるようになり、再度学びたいと大学院に入学したのが始まりです」と。大学院での学びを経た今、「看護師にしかできないことは?」と改めて尋ねると「危機的な状況下で、これまでの人生を含めて患者さんを理解し、その人らしく居られるように全人的にケアすること。日常性を含めて支えることだと思います」とはっきりと強い眼差で伝えてくれました。

 学生と接して感じるのは「教えることは難しいと日々感じています。学生達には無限の可能性があるので『看護って楽しい』『もっと看護を学びたい』と思ってもらえるように心に火をつけたいと思います」と。最後に目標とすべき看護師像を尋ねると「患者さんと向き合い、患者さんの気持ちに寄り添える看護師になって欲しい」との事でした。

 今回の取材を通じて、先生の言葉の端々から、温かさと冷静さを併せ持った人柄が伝わってきました。真の人間力は不測の事態が起きた時にこそ現れます。先生が長年身を置いていた救急の現場は、ある意味、不測の事態の連続だと思います。生まれ持った資質と現場で培われた人間性で、是非、学生達の無限の可能性を伸ばし、さらなる高みへ。#学術

取材後記:海外旅行がお好きだという先生は、これまでに、インドやハワイなど様々な国へ旅行されたそう。日々の仕事とメリハリをつけて、気分転換されています。(き)
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