看護学部看護学科 日浅友裕先生が令和6年6月14日・15日に開催された【第29回日本緩和医療学会学術大会 第37回日本サイコオンコロジー学会総会 合同学術大会】にて優秀演題賞を受賞しました。
研究タイトルは「外来で放射線療法を受けるがん患者の気がかりスケールの開発」です。
この度の受賞について、日浅先生にお話を伺いました。
――研究のきっかけを教えてください。
本研究で開発した気がかりスケールは、「放射線療法を受ける患者はちょっとした気がかりを抱えている方が多いな」「看護師がこの個別な気がかりに早期に支援することで、治療継続の意欲の維持につながるのでは?」という私の臨床実践での疑問がきっかけとなっています。
――研究の内容や思いを教えてください。
放射線療法を外来通院で受ける患者はとても多く、時間とマンパワーが限られる外来の場では患者が症状や気持ちの変化などの些細な気がかりを表出できなければ重要な症状の兆候やサインを見落とす可能性があります。開発した気がかりスケールは、外来で放射線療法を受けるがん患者の気がかりを簡便に把握できる9項目のツールで、治療開始前から開始直後の気がかりを可視化できる点に独自性があります。今後、臨床現場で気がかりスケールが活用され、放射線療法看護の質がさらに向上することを願っています。
――日浅先生、有難うございました。
第29回日本緩和医療学会学術大会 第37回日本サイコオンコロジー学会総会 合同学術大会 プログラム において、
S42 に、「優秀演題12-3 外来で放射線療法を受けるがん患者の気がかりスケールの開発」が掲載されています。
研究タイトルは「外来で放射線療法を受けるがん患者の気がかりスケールの開発」です。
この度の受賞について、日浅先生にお話を伺いました。
――研究のきっかけを教えてください。
本研究で開発した気がかりスケールは、「放射線療法を受ける患者はちょっとした気がかりを抱えている方が多いな」「看護師がこの個別な気がかりに早期に支援することで、治療継続の意欲の維持につながるのでは?」という私の臨床実践での疑問がきっかけとなっています。
――研究の内容や思いを教えてください。
放射線療法を外来通院で受ける患者はとても多く、時間とマンパワーが限られる外来の場では患者が症状や気持ちの変化などの些細な気がかりを表出できなければ重要な症状の兆候やサインを見落とす可能性があります。開発した気がかりスケールは、外来で放射線療法を受けるがん患者の気がかりを簡便に把握できる9項目のツールで、治療開始前から開始直後の気がかりを可視化できる点に独自性があります。今後、臨床現場で気がかりスケールが活用され、放射線療法看護の質がさらに向上することを願っています。
――日浅先生、有難うございました。
第29回日本緩和医療学会学術大会 第37回日本サイコオンコロジー学会総会 合同学術大会 プログラム において、
S42 に、「優秀演題12-3 外来で放射線療法を受けるがん患者の気がかりスケールの開発」が掲載されています。