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ようこそ学長室へ85
~ 一日一歩で日々前進「第7回満天星・花の木祭」~

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左から、知花さん(宮古)、私、小平さん(松川)
【撮影時のみマスクを外しています】

 皆さんこんにちは。寒さがひとしお身にしみる頃となりましたが、如何お過ごしでしょうか。さて、今回のお客様は、「第7回満天星・花の木祭」の実行委員長を務めた知花一輝君と実行委員とMC担当の小平佑太君(看護学部2)です。委員を務めたいきさつ、大役を終えた今の気持ち等、伺いました。
 2016年から中津川、瑞浪キャンパス合同で行われるようになった大学祭は、この2年間はコロナ禍でオンラインの実施でしたが、テーマ「繋がる 思い出の1ページを」の下、3年ぶりに対面で行われました。実行委員になった経緯を伺うと「コロナで学生交流も少なく、皆で何かをやってみたいと思っていました。前に出る良い機会として委員長に手を挙げました」(知花)「人前で話すのは得意ではありませんが、なかなかできないことなのでチャレンジしようと思いました」(小平)との事。主体的な姿勢に感心しました。
 感想を尋ねると「内気な性格なので短大生となかなか打ち解けられずに苦労しました」(知花)「打ち合わせやリハーサルが不足していてうまくできませんでした」(小平)とそれぞれの課題を謙虚に挙げてくれました。一方で「自分たちが100%楽しみながらできたのは良かった」と口を揃えて伝えてくれました。また「多くの学生から『ありがとう!』の声をかけてもらい達成感がありました」との事でした。
 この経験から学んだ点は「人に頼るのが苦手でしたが、他者の支えがあって組織が成り立っていること。また、誰かのために努力していれば、必ず成果は返ってくることが分かりました」と。今後の生活では「様々なことの動機付けになりました」(知花)「日頃から小さい声で話さず、ハキハキ伝えられるように心がけ、実習で活かしたい」(小平)と、成長に向けた姿勢を伝えてくれました。最後に今後の目標を尋ねると「目の前の自分がすべきことを確実にこなし成長したい」(知花)「優しい気持ちだけではダメなので、専門的な知識、技術を身に付け、患者さんをケアできる看護師になりたい」(小平)との事でした。2人共、地に足をつけて学びに向かう姿勢が感じられました。
 今回の取材を通じて、改めて、立場が人を変えるのではなく、その立場に相応しい姿を目標にして懸命にもがき、努力することで人は成長すると感じました。「器量」という言葉は、人を器に例えて、その人物の人間性の大小や適否を述べています。器は最初から決まっているものではなく、経験と努力の積み重ねによって変化するものです。自己の限界を決めるのは自分自身。思い込みで歩みを止めずに前進したいものです。#真剣味

取材後記:陶磁器は窯入れ後の温度と時間がとても大切。中京学院という窯で器(学生)をじっくり焼成した、同じものは一つとしてない味わい深い「中京焼」はいかが?(いまづ)