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ようこそ学長室へ71
~ 発展のカギは地元愛「中津川市倫理法人会」~

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黒田さんと【撮影時のみマスクを外しています】

 天高く馬肥ゆる季節となりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、一般社団法人倫理研究所、中津川市倫理法人会会長の黒田樹弘さんです。倫理法人会とは「企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を」をスローガンに、倫理経営を学び実践する経営者の輪を拡げ、企業の健全な繁栄、地域社会の発展に寄与することを目指した法人会員組織です。全国47都道府県に約720の単会があり、中津川市倫理法人会もその一つで、約120社が加盟して、週1回行われるモーニングセミナー等で学びを深めています。ご連絡いただいた際、黒田さんが中京高校の卒業生(28回生)と伺い、高校時代のこと、倫理法人会の活動、地域や本学への思いなど伺いました。
 まず高校の思い出を尋ねると「中学まで野球をしていたので高校でもと思いましたが、全寮制でしたのでソフトボール部に入りました」と。また「中京学院大学開学と同じ年に卒業で、地元初の四大という期待と中京に愛着を感じていましたので、入学した同級生3人を羨ましく思いました」との事。そしてこの愛着は、年々増しているとの事でした。
 倫理法人会入会の経緯を尋ねると「今は伊勢屋3代目(中津川市新町)として祖父の代からの家業を継いでいますが、以前、起業した折に『人として何が正しいか、経営者としてどうあるべきかを学んでみないか』と初代会長から声をかけられ、入会しました」と。以来15年学び続け、青年会議所や消防団にも入り、地域の為に活動しているそうです。
 本学に対して思うことは「倫理法人会の存在を知ってもらい、起業や経営に興味がある学生は参加して、地元企業のトップから学んで欲しいと思っています」と。また「大学には素晴らしい教職員の方がいらっしゃるので、セミナー講師もお願いしたい」との事でした。地域と大学が連携を深めながら若者を育てたいという思いを感じました。
 今回の取材の中で感じたのは、地元中津川市や中京に対する愛着の強さです。それは「誇り」と言い換えられるものです。「誇り」は一人で築けるものではなく、人と人との関わりを通じて醸成されるものです。自分の行動が他者に認められ、誰かの役に立ち、組織に影響を与えていることを実感できると「誇り」につながるのです。行動や想いを認め合うことで自尊心を育む、誰もが「誇り」を持てる場を大切にしたいものです。
#地域貢献
 
取材後記:はい!私もスローガンを考えてみました。「心に太陽を、職場に希望を、学生に愛を」…山田くーん、座布団一枚さしあげて!となるかな。お後がよろしいようで。(いまづ)