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ようこそ学長室へ65
~ 共育で磨かれる教育力 ~

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 皆さんこんにちは。真夏の青空が広がり、暑い日が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。さて、今回のお客様は、共通科目として今年度から始まった基礎ゼミ担当の先生方(経営 大須賀元彦、李瑾、短大 石川哲也、佐藤香菜子 敬称略)です。前期の講義を終えた感想や後期への期待等を伺いました。
 まず、前期を終えた感想を尋ねると「スポーツ学生にとって理念にある文武両道の意義を学べたのは良かったと思います」(李)「アクティブラーニングが多く、教員の力が試される授業だと感じました」(大須賀)「多様な学生の関係性を作るきっかけになりました」(石川)「グループの役割を果たそうとする姿から責任感が伝わりました」(佐藤)等、それぞれ前向きに話してくれました。全員に共通した点は「学生の新たな一面に気づいた」ことでした。また「他者の良い点を取り入れる姿」「相槌や頷きで傾聴する姿」「アイコンタクトしながら堂々と発表する姿」等から、学生の成長を感じ取れたとの事。
 一方で課題については「モチベーションの高め方」「どのレベルに焦点を合わせ講義をするのか」「グループワークが苦手な学生への対応」等の課題が挙げられました。
最後に後期に向けて期待する点を尋ねると「自分の価値観を大切にして、周囲に流されない姿勢を身に付けて欲しい」「役割を明確にしながらコミュニケーション力をさらに伸ばしたい」「大学としての一体感を作りたい」と。全員に共通した点は「他学部の学生から刺激を受け、自己の視野を広げて欲しい」との事でした。
 本年度から始まった共通科目は、初年次教育の役割を持ち、主に「建学の精神の理解」「コミュニケーションワーク」「プレゼンテーション」で構成され、オリジナルテキストで展開しています。講義の6割はアクティブラーニングで展開され、教員には円滑なコミュニケーションを促すファシリテーターとしての役割が求められます。すなわち常にニュートラルな立場で、学生一人ひとりにスポットを当てながら、言葉や行動を引き出す力が必要になるのです。学部の壁を越え、多様な学生の成長を促すためにも、改めて本学の基本的な教授姿勢「承認する」「傾聴する」「問いかける」を磨き続けたいと思います。#学術

取材後記:コミュニケーションの基本の「き」は相手に興味を持つこと。「ほ」は相手の良さを褒めること。「ん」はうんうんと頷くこと。ってな感じでいかがでしょう?(いまづ)

左から、大須賀先生、私、李瑾先生

左から、佐藤先生、私、石川先生【撮影時のみマスクを外しています】