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ようこそ学長室へ53
~リーダーシップの極意「空手道部主将インタビュー」~

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左から、矢野監督、若林さん(如水館)。山口さん(松山工業)
※( )内は出身校【撮影時のみマスクを外しています】

 さわやかな5月の風が心地よく感じられる今日この頃。2年ぶりにコロナに関する行動制限のないゴールデンウィークでしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。さて今回のお客様は、連休中に行われた東海地区学生体重別選手権(男子個人組手)において史上初の全4階級制覇、第58回東日本大学空手道選手権(女子団体組手)において7年ぶりのベスト8入賞を果たした空手道部の山口泰輝(経4主将)若林美海(経4主将)矢野宏治監督です。試合を振り返り、当日の心境や今後の課題、目標等を伺いました。(敬称略)
 まず好成績の要因について尋ねると、「この大会は2年間続けて中止だったので、試合を出来る喜びを感じ、強い気持ちで臨めたこと」(山口)「練習中から選手、応援、サポートなど関係なく気持ちが一つになっていたこと」(若林)「勝つことに遠慮せず、より上を目指すという意識改革をしてきたこと」(矢野)とそれぞれ語ってくれました。
一方で、男子は東日本団体2回戦敗退、女子は体重別個人優勝者なしという結果もあり、今後の課題について尋ねると、「東日本で負けた悔しさを糧にして、一から全てを見直して頑張りたい」(山口)「勝利への意欲と後ろの選手につなぐ意識をもう一歩強く持ちたい」(若林)と。また目標は「男女共、個人、団体でのインカレ進出」との事でした。最後に矢野監督から「チームが一つになるよう、キャプテンとの対話を大切にしながら全力でサポートしたい。勝利への意欲を高め、決意を持って目標達成の責任を果たしたい」と力強い言葉がありました。
 昨年に続いて2度目の空手道部に対する取材でした。共通して印象に残っている点は、指導者と選手の良い意味での距離の近さと礼儀正しく落ち着いた人柄から感じられるリーダーシップの在り方です。一般的にリーダーをイメージすると、先頭に立って進んで周りに働きかけながら、グイグイ引っ張る姿を想像しますが、そうではなく、背中で範を示しながらまとめていくリーダー像です。キャプテンの姿に心を打たれ、敬意を持ち、黙っていても人が集まり自然に付いていく。そんな素晴らしいリーダーシップが空手道部では育まれ、継承されていることを感じます。「桃李もの言わざれども下自ずから道をなす」 #スポーツ

取材後記:様々なリーダーの形がある中でも理想的なケースがコチラ↑、今回特別価格でご提供いたします!…というわけにはいかないのが人徳ってやつですわ。(いまづ)