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ようこそ学長室へ49
~ 文武不岐の具現化「第1回アスリートミーティング」~

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左から、私、小栗さん(岐阜女子)、庄子さん(市川)、川渕さん(清陵)
※( )内は出身校【撮影時のみマスクを外しています】

 春の訪れが待ち遠しく感じる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、第1回アスリートミーティング(2月12日開催)に参加してプレゼンテーションや企画運営で活躍した、経営学部3年小栗茉由子さん(ソフトボール部)、庄子隆一君(空手道部)、2年川渕怜央君(卓球部)です。礼儀正しくさわやかな挨拶が印象的な3人にこの取り組みから学んだこと等を伺いました。
 初開催のアスリートミーティングは、講義、グループワークで本学運動部の指針やリーダーシップの大切さ等を学んだ後、学生が主体的に企画、運営、活動報告、動画配信等を行うものです。これによって、学内外の多くの方に本学のスポーツに対する理解を深めて頂くと共に、地域活性化につなげることを目的にしています。
 まず履修の動機について尋ねると、「スポーツに関わりのある内容なので興味を持ちました」(小栗)「スポーツを通じて地域の人との関わりを深めたい」(庄子)「卓球競技の良さを幅広く伝えたい」(川渕)と、やはりスポーツが橋渡しとなっていました。取り組む過程で感じたことは、「話し合いながらスライド等を作るのが楽しかった」「面識のない人とのグループワークは緊張して難しかった」「先輩の責任感の強さを今まで以上に感じた」との事。また身についたことは「聴き手側の気持ちになって考えること」「話し方や伝え方を工夫して発信力が高められた」等を挙げてくれました。最後に、改めてこの取り組みを含めた本学の良さを尋ねると、全員が口を揃え「全クラブで強化が図られ、競技力の向上だけでなく人間形成も出来る点が魅力です」と答えてくれました。
 今回の取材や講義を通じて、スポーツが持つ力強さを痛感しました。経営学部の学生の約6割は運動部に所属しています。皆、礼儀正しく、協調性があり、困難な場面でも投げ出さずに取り組んでくれました。これは、長年の競技生活で培われたフェアプレイ、フレンドシップ、ファイティングスピリット等のスポーツマンシップが身に付いている証です。この精神について学園記念誌では「結果の勝敗を目的とせずして、過程のフェアプレイを目的とする」と述べられています。情報が容易く手に入り、結果ばかりを求めがちな昨今。正々堂々と取り組む姿勢と過程に焦点をあてた教育を大切にしたいと思います。
#スポーツ

取材後記:「ルールを守り、そこに関わる全ての人を尊重しながら臨みます」という誓い。選手宣誓が崇高なものだと再認識。ちなみに、各クラブのスゴ技動画は一見の価値あり!(いまづ)