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ようこそ学長室へ32
~ 成長の証「防災マップ作成」~

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左から、今井さん(中京)、木村さん(中津)、栗谷本さん(中津商業)
 ※( )内は出身校【撮影時のみマスクを外しています】

「実りの秋」の言葉通り、収穫の盛んな季節ですが、一方で冬に向かう物寂しさを感じる今日このごろ。いかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、「どうすれば病院関係者が安心して通勤できるのか」をテーマに、恵那病院周辺の危険箇所を調査し、防災マップを作成してくれた看護学部3年生木村美月さん、栗谷本野恵さん、今井健斗君です。詳細で色鮮やかに作成された地図を手に、学長室を訪れた3人にお話を伺いました。
 選択科目「地域貢献Ⅰ~Ⅳ」から始まったこの学び。まず、取り組みを通じて良かった点を尋ねると「病院や市役所の方々とつながることが出来たこと」「協力して地域課題を解決できたこと」「地域のためになる事を自然に考えられるようになった」等、多くの方とのつながりから成果が生まれ、地元愛がいっそう深まったようです。また苦労したのは「災害時に通勤可能な道路の設定方法」「地図上にない道をどのように描き入れるか」「分かり易く印象的な地図の書き方」等で、立ち止まるたびに話し合いを行い、チームで力を合わせて乗り越えてきたそうです。
 後輩たちへのメッセージをお願いすると「地域の課題解決は、人に貢献することなので看護の学びにつながる」「『何かできることはないですか?』などと声を掛け、関係を構築する力がつく」「就職前から病院の方とつながりが作れる」とそれぞれ述べながらも、「最後までやり通せば必ず役に立つ!」と全員が声を合わせエールを送ってくれました。
 取材を通じて、一人ひとりが私の目を見て堂々と考えを伝える姿に「成長したなぁ」と感じました。実は大学1・2年の地域貢献Ⅰ~Ⅳは私が担当しており、当時は、どことなく自信がなさそうな印象でした。やはり「自ら課題を設定して解決まで行う」この過程にこそ、本当の実践力を身に付ける要素があります。教員の「教える」ではなく、学生の「学ぶ」を主語にしながら「問い」を投げかけ、その後の成長をじっと見守り続けたいものです。#地域貢献

取材後記:防災マップ作成をきっかけに地元愛が倍増した3人。いや~、地域貢献の沼にハマっちゃいましたねー。いいぞいいぞー!!(いまづ)