ようこそ学長室へ⑲
～ 初お目見え！オンライン選考ブース ～

　真夏の日差しが照り付ける今日この頃、如何お過ごしでしょうか。皆さんは、瑞浪キャンパス3号館2階学生支援部前に「オンライン選考ブース」が設置されたことをご存知ですか。外部の音を遮断して、一瞬にしてオンライン面接にふさわしい環境を用意できる箱型のブース（縦180×横120）です。今回は提案者である学生支援センター職員森田千賀さんがお客様です。これまでの経緯や仕事に臨む姿勢等をお伺いしました。
コロナ禍の影響を受けて、オンラインによる就職活動が主流になりつつある中、「指導してもらう機会が少ないので不安」「通信状況が悪くどう対応すればよいのか」等、学生達の不安や戸惑いの声を耳にしたことが提案のきっかけになったとの事。そこから設置に至るまでの5カ月間、「ブースを使って学生達が嬉しそうに活動している様子をイメージして、いつもワクワク、ドキドキしながら前向きに取り組めました。」と笑顔で目を輝かせながら話してくれました。また「自分一人の力ではなく、支えて下さった学生支援センターやメディアセンターの方々に感謝の気持ちで一杯です。」と話してくれました。健康栄養学科を卒業後、本学に就職して5年目。キャリアサポート担当者として「学生の目線に立ち、学生が求めているものを、社会の流れに沿って考える事の大切さを意識して行動するようになりました。」と仕事に対する姿勢も変化してきたそうです。
日々の慌ただしさに流され、目的を見失いそうになる時、今、目の前にある仕事が誰のどんな幸せにつながっているのか。それを具体的にイメージすることができれば、思いのある仕事につながります。私たちの仕事の先にある、学生達の姿をしっかり思い描く大切さを改めて感じました。ありがとうございました。＃真剣味

取材後記：「～のために」という考え方は自己満足になりがち、でも「～の立場や目線に立って」は、結果的にお互いプラスになる。このブース、まさにその象徴ですな。（いまづ）