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ようこそ学長室へ109
~どこまでも広がる空の如く「全日本ジュニアレスリング選手権大会優勝!」~

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金メダルと賞状を手に、佐々岡さんと(岐阜工業)※( )内は出身校

 5月の空がさわやかに気持ちよく晴れ渡っています。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は JOCジュニアオリンピックカップ、全日本ジュニアレスリング選手権大会(5・4・15 横浜市)で優勝し、日本一の栄冠に輝いたレスリング部の佐々岡誇仁君(経営4)です。昨年、学長室を訪れた時の約束通りに金メダルを持って来てくれた佐々岡君。大会までの経緯、試合内容、勝因、今後の目標等を伺いました。
 まず、大会を迎えるまでの経緯を尋ねると「昨年12月の全日本選手権での負け方が悪かったので、その直後からこの大会に向けて気持ちを切り替えて取り組んできました。前回負けた相手が階級を上げて不在だったので、周囲からは『大丈夫だろう』と言われプレッシャーもありました」との事。
 試合内容については「準決勝は危ない試合でしたが、決勝はテクニカルフォール8対0で圧勝でした」勝因を尋ねると「息が上がった全力の状態を長く維持できるように、ダッシュやスクワットの回数を増やし、集中力、体力が向上したのが勝因だと思います」との事でした。また「自分が獲れると言われている所で、確実に勝てたことが良かった」と肉体、精神の両面での成長を実感していました。
 高校時代の恩師は「良かったな。ついに取ったか!これからも頑張れよ!」と喜んでくれたそうで、「本当に続けてきて良かった」と笑顔で話す姿が印象的でした。
 今後の目標を尋ねると「次の全日本選手権はU23の選手や成人も入って来ますが、自分が今までやってきたことを出してメダル(3位以内)を取りたい」との事でした。また卒業後の進路については「色んな選択肢があり、まだはっきりと決まっていません。学業面では、難しい科目もあり単位の修得に不安があります」との事。こちらはレスリングと違って、不安そうな表情で話してくれました。
 今回2度目の取材でしたが、やはり共通して感じたのは、会話しているだけで伝わってくる素直で謙虚な人柄です。強い選手が陥りがちな浮ついた気持ちや驕り高ぶりは全く見受けられませんでした。この点が彼の持つ真の「強さ」です。すなわち他者からの忠告を謙虚に受け入れ取り組み、決して自分の限界を作らないのです。この姿勢がある限り、今後も無限の成長を見せてくれるはずです。#スポーツ

取材後記:ネクタイの結び目が上にいかなくてーと汗を拭いながら学長室に駆け込んできた彼は安定のキュートさ。気になる方は第94回ようこそ学長室へCheck it out!(いまづ)