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ようこそ学長室へ108
~ 共に歩み、共に走る ~

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祝田先生と

 風薫るさわやかな季節となりました。皆さんお元気でお過ごしでしょうか。新年度が始まって1カ月、コロナ禍の3年から回復してキャンパスにも漸く学生のにぎやかな声が響くようになりました。今回のお客様は、本年度、准教授として経営学部に着任した祝田学先生です。これまでの経緯、学生の印象等を伺いました。
 まず着任の経緯について尋ねると「前任校の所属学科が閉科することになり、次の職場を探していた時、本学の公募を知りました。ホームページから大規模校にはない特色があり地域連携を重視している点に興味を持ちました」との事。また「ようこそ学長室へ」をいつも読んで下さっているそうで「学生に対する温かみが伝わります」との感想をいただきました。
 初めて中津川キャンパスを訪れた時には「裏側の獣道のような所を通った時に鹿に会い、こんな所に大学があるのかと少し心配になりました」と。学生の印象は「挨拶ができて素朴な学生が多いと感じています。コミュニケーション力がありますね」と好印象を持たれていました。また先日キャンパス内を走って移動される姿を見かけたので、そのことを尋ねると「講義の開始時間に間に合うように」と当たり前のように答えてくれました。講義のわずかな時間も大切にする姿勢が表れていました。
 本学で実現したいことについては「中津川地域に関わる地域貢献をやりたいと思っています。中小企業の諸問題を研究テーマにしていますので、地元の酒蔵メーカーを対象にしたいと思います」との事でした。
 最後に当面の目標を尋ねると「学生をしっかり見て気質を理解しながら、講義やゼミを進めていきたいと思います。また『真剣味』について共感を深め、今後の教育に生かしていきたい」との事でした。学生に軸足を置きながら前向きに取り組もうとする意志を感じました。
 今回の取材の中で「記事には書けないことですが」と断りながら、数回恩師の思い出を語る場面がありました。その中の一つは恩師が亡くなる直前にお見舞いに伺おうとした時「私の心配をするよりも学生の面倒をみなさい」と言われた話でした。先生の心の中には、常にこの恩師の言葉が息づいています。コンセプトコピー「いつも学生と共に」と同じマインドが感じられました。#学術

取材後記:シャイな印象ながら教育と学生に対する情熱を感じる先生。歓迎しているのは動物たちも同じでしたね~。近いうちにリスもご挨拶に伺うかと存じます。(いまづ)