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ようこそ学長室へ101
~ 夢に向かって一歩ずつ ~

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有賀さんと(坂下)※( )内出身校

 桜の花も咲き揃い、心踊る季節となりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。本年度も引き続きこの場を通じて、学生、教職員、本学の様々なトピックを発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 さて、去る4月2日、快晴の天候に恵まれる中、令和5年度入学式が瑞浪市文化センターで行われ、各学部の新入生を迎えることができました。今回のお客様は、新入生代表として宣誓の大役を果たした有賀柚葉さん(看護1)です。式の翌日実施したガイダンス後に大役を終えた今の気持ちやこれからの大学生活の抱負等を伺いました。
 まず今の心境を尋ねると「座っている時から緊張していて、学長先生やご来賓のお話が頭に入ってきませんでした」と。「式が終わってお母さんから『もう少しゆっくり話せるといいね』と言われ、初めて早口だったことに気づきました」との事。壇上で向かい合った時の表情の硬さから、私も緊張している様子に気づきました。大勢の前で話すのは初めての経験だったそうで「機会があれば、次は自信を持ってゆっくり話してリベンジしたい」と明るい声で伝えてくれました。
 大学生活で学びたいことを尋ねると「老年看護に興味があり、基礎疾患や身体障害を持った方への対応を学びたい」と。また看護師を目標にした動機は「高校は福祉科で介護福祉士になることを目標にしていましたが、糖尿病患者さんの爪切りや転倒時の処置等はできないことを知り、目指すようになりました」との事。学業以外では「進んでコミュニケーションを取って多くの友達を作りたい」と。最後に将来の夢を尋ねると「看護師として病棟で経験を積み、特別養護老人ホームで働きたい」と笑顔で伝えてくれました。
 壇上での緊張した面持ちとは異なり、明るく笑顔で将来を語る有賀さん。WBCで世界一に輝いた日本チームにも、余計なプレッシャーとは無縁の明るさがありました。それは野球を「楽しむ」ことから生まれたものだと思います。「楽しむ」は明るさにつながりチャレンジを可能にします。これからの学生生活、明るさと笑顔を忘れず、何事にも思いっきり挑戦して下さい。その姿勢がある限り、夢に向かって着実に前進するはずです。           
#真剣味

取材後記:将来像が明確で、看護の知識と教養の他にも身につけたいことがあるらしい。「できるできないではなく、やるかやらないか」by栗山監督。やったりましょー!(いまづ)