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ようこそ学長室へ98
~ One for All, All for One の精神 ~

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松本先生と【撮影時のみマスクを外しています】 

 暖かい日が続き、いつもより早い桜の開花となりました。皆さん如何お過ごしでしょうか。今回のお客様は、非常勤講師として経営学を中心とした講義を担当されている経営学部の松本正義先生です。先生は毎月第4土曜日に実施している地域貢献の課題解決型授業に2年間有志で参加して下さり、科目担当者の私と一緒にご自身も楽しみながら学生指導にあたってくれました。その姿からは地域貢献の学びに対する情熱が伝わってきます。どのような思いを持って学生と接しているのか等、伺いました。
 地域貢献を通じた学びに興味を持ったきっかけを尋ねると「学生時代は個人の努力が成績に反映され、社会でも同様だと思っていました。ところが就職した銀行では部署の業績が上がらないと個人も評価されない。この点に違和感を持ち、大学院に入り学ぶ中で地域連携活動に出会った」という事でした。繊維業界の活性化を目標に取り組んだ地域貢献プロジェクトでは「地元の人と若い人の意見をマッチさせること。一企業が良くなるのではなく、全体が良くなるのを目指すことが大切」と身をもって学んだそうです。
 本学の学生と接して感じることは「いつも真剣で本気の姿が見えて感心しています。本気を出さないと自分の改善点が見えてこないので」と。特に印象に残っているのは「教員からのフィードバックを受けて、何度もポスターやプレゼンの改善点を修正する根気強い姿です」との事でした。最後に、今後の活動に期待することを伺うと「そこにしかないもので、自分にしかできない地域貢献をして欲しい」と。そして「学生の活動を契機にイノベーションを巻き起こし、地域の人たちが大学の必要性を思い知る機会になって欲しい。それができる大学だと思います」と力強く話してくれました。
 取材や学生指導中、先生は「本気」であることの必要性をたびたび話していました。目標を決め「本気」でやるといつの間にか壁が現れ、何とか乗り越えたいともがいていると誰かが助けてくれます。そしてさらに続けていると物事の本質が見えてきます。「本気」でやると何でも面白く、社会で通用する真の実践力が身につくのです。#真剣味

取材後記:やる気スイッチのタイミングは人それぞれ。どれだけ周囲に言われようと最終的には自分でやると決めないとできない。ということで…本気出します。笑(いまづ)