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ようこそ学長室へ97
~ 知る、認める、分かち合う~

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左から、ダイアナさん(ペルー)、古屋敷さん(中京)、吉村さん(中津商業)
※( )内は出身国、出身校【撮影時のみマスクを外しています】  

 日増しに春めいてまいりましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。今回のお客様は、去る3月4日、瑞浪キャンパスで開催された第5回生徒・学生による地域活性化プロジェクト最終発表会で第1位となった「えーなちゃんチーム」のオルティス オルナ ダイアナ テオドリンダ ユリコさん(経営2)古屋敷さくらさん、吉村淳希君(保育2)です。テーマ「もっと知っていこう!恵那市の魅力」の下、市内を探索して見つけた名店、自然豊かな場所等の魅力を発表した3人。これまでの取り組みの経緯や発表を終えた今の気持ちを伺いました。
 当日は地域貢献の取り組みを高校、大学合わせて9チームが発表しました。その中で内容の充実度は勿論の事、表現力豊かな発表と評判でした。その要因を尋ねると「場数を踏むことで緊張感がコントロールでき、指差し等がスムーズにできました」(ダイアナ)「人前で話すのは苦手でしたが、1年時の発表で早口に気付き一生懸命直しました」(古屋敷)「2人の存在が心強く、堂々と視線を聴衆に向けて話せました」(吉村)との事。全員が口をそろえて「最初はバラバラでしたが、助け合いながら取り組むことでチームに安心感がありました」と明るく答えてくれました。信頼関係が生む雰囲気の良さが要因となっていました。私も審査員として発表を目の当たりにしましたが、表情の豊かさ、声の抑揚、活動への思いの強さは群を抜いていました。チームの役割と仲間の印象を尋ねると「資料作成のダイアナさんは発想力、動画の古屋敷さんは尊敬、音楽担当の吉村君は安心感」と互いの良さを認め合っている様子が伝わりました。
 最後に、この経験を今後どのように活用するか尋ねると「アパレルの仕事をしているので、お客様とのコミュニケーションに活かしたい」(ダイアナ)「保育士として、子どもが安心して楽しめる話し方、伝え方につなげたい」(古屋敷)「企業に勤めるので、年上の方との接し方に役立てたい」とそれぞれ次の明確な目標を思い描いていました。
 今回の取材を通じて、学びの過程で自己理解を深めながら最適な役割を見つけ、互いの良さを認め合い行動していることに感心しました。人は誰にでもその人にしかない良さ、その人らしさがあります。自分の欠点ばかりに目を向けるのではなく、様々な経験を経て自分にしかない良さを見つけ、それを前面に出しながら行動することが大切です。一方、他者と接する時には、相手の良さを見つけるように心がけたいものです。この2つの視点があることで心一つのチームとなり、大きな成果につながるのです。#地域貢献

取材後記: 3人の魅力がトライアングルとなってつながり、素晴らしい音色を奏でました♪様々な場面を想定し本番に臨んだという取組み姿勢がまたえーなー。(いまづ)