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ようこそ学長室へ87
~ まちと人とスポーツと「一日警察署長による広報啓発活動」~

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左から、佐藤さん(花北青雲)、保坂さん(田川)、木村さん(静岡女子)
※( )内は出身校【撮影時のみマスクを外しています】

 年の瀬も押し迫って参りましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。さて、今回のお客様は、12月8日に中津川で行われた「年末年始特別警戒出発式と一日警察署長による広報啓発活動」に参加した保坂朋輝君、木村澪さん(経3)、佐藤柚佳さん(経1)の3名です。この活動はスポーツ講演会のご縁をきっかけにして、中津川警察署の大野署長からお声かけをいただき実現したものです。小学生は南小学校の児童54人が参加し、保坂君と木村さんは1日警察署長と小学生のスポーツ指導、佐藤さんは指導補助を担当しました。
 まず、依頼された時の率直な気持ちを尋ねると「自分に務まるのか不安でしたが、いい経験になると思いました」(保坂)「大役の緊張と貴重な体験ができる嬉しさがありました」(木村)「卓球の楽しさを小学生に伝えたいと思いました」(佐藤)との事。
 今改めて振り返ると「『警官の制服が似合う』と言われて気持ちを入れて取り組めた」(保坂)「パトカーや白バイに敬礼する時、警察の方が自分に合わせてくれるので嬉しかった」(木村)「初めて卓球をやる人が多かったのですが興味を持ってくれた」(佐藤)と充実した表情で話してくれました。
 特に印象に残ったことは「交差点で呼びかけている時に、車内から笑顔で挨拶してくれたこと」「防犯パンフレットを見て、地域の人が真剣に犯罪の話しをしていたこと」「署長さんと地域の方々が親しそうにお話しする姿」との事でした。
 最後に、今後の学生生活の抱負を尋ねると「スポーツの面白さを伝えながら、地域の安心、安全に協力したい」「誰かの役に立つことを実感できる仕事はいいなと感じました」と、将来の仕事も含めて、他者とつながりながら主体的に取り組む意志を感じました。
 当日、私が警察署の駐車場に到着すると、ソフトボールの投球を見て歓声を上げる小学生と署員の方々の活気ある様子が伝わってきました。また署内に移動すると、そこでも卓球で一喜一憂する姿がありました。この雰囲気を作りの中心となっているのは、相手の立場を推し量り、それぞれの目線で動く学生のコミュニケーション力と競技力の高さです。
「燈台下暗し」日頃、見失いがちな学生たちの生き生きとした姿が心に残りました。#地域貢献

取材後記:彼らのスポーツマンシップを存分に発揮できる場は至る所にある。いろんな人にいろんな場所で、そのカッコよさとホスピタリティ精神を知ってもらおう!(いまづ)