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ようこそ学長室へ81
~地域の安全、市民と共に ~

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大野署長さんと【撮影時のみマスクを外しています】

 温かい鍋料理が恋しい季節となりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。さて今回のお客様は、中津川警察署長の大野太様です。総合型地域スポーツクラブで企画した若井敦子講演会(10・8)がご縁となり、令和4年度年末年始特別警戒出発式と一日警察署長による広報啓発活動(12・8)に学生が参加して、一日署長や小学生対象スポーツ教室をさせていただけることになりました。その打ち合わせも兼ねて来学され、活動に至るまでの経緯や警察署長としての安心安全に対する思い等を伺いました。
 まず、講演会参加のきっかけを伺うと「平成10年に逮捕術の全国大会があり、岐阜中署チームが出場して日本一になりました。大会前に気持ちを高めたいと、若井先生をお招きして演武をしていただき、そのご縁で参加しました」と。講演会の感想は「『スポーツを通じた街づくり』というテーマが、私の大切にしているものと一致して感動しました」との事。続けて「市民の安全安心を守るには警察だけで何かをやっていてはダメです。地域を巻き込んで一緒にやることが大切なんです!」と。具体的な活動として「高校生が警察署のキャラクターを考えてくれたり、東濃歌舞伎を通じて犯罪防止の啓発活動をしたり、中学生が詐欺防止ポスターを作成する等、様々な形で行っています」との事。今回の年末年始特別警戒出発式と一日警察署長による広報啓発活動も「中京学院大学と連携したい。何かできることはないか」と講演会終了後すぐに考えて下さったそうです。
 最後に、地域全体の安心安全に対する思いを伺うと「警察の自己満足ではなく、市民目線、地域目線で考え、一緒になってこの場を良くしていこうとする姿勢が大切だと思っています。若者や子どもたちとも関わりを持つことが将来につながります」との事でした。
 警察官と言うと、何となく緊張したりするものですが、大野署長さんは、終始笑顔で和やかな雰囲気で接して下さいました。また、次から次へと出てくるアイデアの豊かさにも驚きました。全ての源になっている志は「地域と一緒に」です。これにより警察の活動に対する市民の理解を深め、多くの目で地域を見守り、安心安全につなげたいという思いです。これからも互いに協力しながら、より良い場の構築を目指したいと思います。
#地域貢献

取材後記:本学の良いところを余すことなく地域に放出し、様々な場面で「中京学院と一緒にやりたい」と思っていただけるよう、目指そう!東濃まるごとキャンパス。(いまづ)