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ようこそ学長室へ74
~運を味方に「プロ野球ドラフト会議」~

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左から、西尾さん(中京)、私、大島さん(長野日大)
【撮影時のみマスクを外しています】

 さわやかな秋の風が心地よく感じられる今日この頃。皆様はいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、プロ野球選手になることを夢見て、プロ野球志望届を提出して運命のドラフト会議(10月20日)を待つ、硬式野球部主将西尾歩真君(内野手)と大島瑠綺君(投手)です。プロ野球志望届とは、野球部に所属している大学4年生が大学野球連盟に提出するもので、プロ野球への入団の意思表示に使用されるものです。現在の心境、自分の強みと課題、将来の目標等を伺いました。
 まず、現在の心境を尋ねると「春に首位打者になりスカウトが声をかけてくれました。選ばれるかわかりませんが、プロは小さい時からの憧れなので提出しました」(西尾)「独立リーグで数年苦労して活躍し、将来はNPBに行きたいです」(大島)との事。
 強みと課題については「守備力と走塁には自信があります。体が小さくて細いのでトレーニングから始めたい」「ストレートとカットボールには自信があります。球速150キロが当たり前になるように下半身強化に励みたい」と明確な自己分析ができていました。
 大学で成長したところを尋ねると「練習時間や場所が限られている分、集中力や工夫する力がつきました」「制球力やキレが出てきてイメージと感覚が一致してきました。仲間に恵まれコミュニケーション力が付きました」との事。
 最後にプロ野球での目標を尋ねると「育成指名になると思うので支配下登録されて、守備固めや代走などユーティリティプレイヤーとして活躍したい」(西尾)「タイトルを取ったことがないので、勝率などのタイトルを取りたいと思います」(大島)と前を向いてはっきりした口調で話してくれました。目標とする選手は2人とも大谷翔平選手で「礼儀正しく、当たり前のことが当たり前にできる人柄に惹かれている」との事でした。
 学長室の扉をノックして入室してきた2人は、私の想像と異なり、やさしい眼差しで礼儀正しく、物静かな雰囲気の中に熱い闘志を秘めている学生でした。取材中のやり取りもスムーズで、質問する私の目を正面から見て、時には笑顔を交えて素直に答えてくれました。自分の進路が自分ではなく他人によって決められ、指名が重複すると抽選の可能性もあるのがドラフトです。天に運命を委ねるしかありませんが、宿命は変えられなくとも運命は変えられる。これまでの2人の行いと人柄が、良縁を運んでくれることでしょう。#スポーツ
 
取材後記:未来の扉をノックした二人。彼らの人生を応援し続けることが、私たちの使命だべ。ファイト イッパーツ!supported by チュウキョウガクインD(いまづ)