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ようこそ学長室へ70
~ 積み重ねの成長アウトカム
  「第1回中京学院大学プレゼンテーション大会『彩』イロドリ」~

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 虫の音にも深まる秋を感じる頃となりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。本年度から経営学部、短期大学部1年前期開講の基礎ゼミが共通科目化され、言語、非言語表現力や傾聴力等のコミュニケーション力を高めることに目標を置き、全員が個人プレゼンテーションに取り組んできました。その集大成として、クラス予選、学科予選を経て選ばれた14名による、第1回中京学院大学プレゼンテーション大会「彩」イロドリが9月9日に開催されました。今回のお客様は、この大会で入賞された健康栄養学科亀山幸恵さん、和田歩乃歌さん、経営学部髙嶋由莉さん、ヤサスサダンジャナ君(経営学部)です。入賞までの経緯、現在の心境等を伺いました。
 まず、プレゼンに取り組んだ当初の気持ちを尋ねると「知らない人の前で話すのは緊張するので嫌だ」「人前に立つことは慣れていないので不安」「話すのは苦手だけど逃げずにやってみよう」「この機会に自分のことをもっと皆に知って欲しい」等、ネガティブ、ポジティブ双方の気持ちが入り交ざったものでした。代表に選出された時には「友達の方が上手なのにどうしよう?でも頑張ろう」「本当は逃げ出したいけど、練習してレベルアップしよう」「嬉しい気持ちで一杯。代表として責任を持って頑張ろう」「緊張しないで伝えるためにとにかく練習しよう」と、全員前向きな気持ちに変化していました。
 現在の心情については「解放された感じです。責任を持ってやれてよかった」「正直ほっとしています。成長できたと感じます」「抑揚を付けることや表情等、練習した成果が出せました」「自分の力を試すことができて良かった」等、成長を実感していました。
 最後に、今後にこの経験をどう活かすかを尋ねると「普段から目を見て伝える、聴く、早口で話さない事に気を付けたい」「グループプレゼンではリーダーとして引っ張りたい」「人前で伝える機会があれば、この自信を基に『私がやります!』と言いたい」と、全員がすでに次の挑戦に対する明確なイメージを話してくれました。
 今回の取材を通じて、目標を目指す人が持つ熱い思いと緊張感が伝わりました。この思いと緊張感は一朝一夕に作られるものではなく、目標を目指す過程における努力の積み重ねがあって成されるものです。「鉄は熱いうちに打て」の言葉のように、教員が時機を逃さず様々な働きかけをすることで、学生自身が不断の努力を積み重ねてきたことを解放感や安堵の気持ちが物語っています。新たな目標に向かって次なる鍛錬を始めよう!#真剣味
 
取材後記:真っ白なスケッチブックに色が足され一つの作品が出来ていく様子と学生の成長過程は似て非なるものあり。私たちの役割は十人十色の絵の具を選ぶこと。(いまづ)

優勝カップを手にした亀山さん(益田清風)、三位:和田さん(中京)
【撮影時のみマスクを外しています】

中央、準優勝:髙嶋さん(光ヶ丘女子)
左側、留学生の部 優勝:ヤサスさん(スリランカ)
※( )内は出身国、出身校