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ようこそ学長室へ63
~ 高等教育における役割とは ~

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櫻井学長、瀧本さんと【撮影時のみマスクを外しています】

 皆さんこんにちは。長雨で気持ちも滅入りそうな今日この頃、如何お過ごしでしょうか。さて、今回のお客様は、文京学院大学の学長 櫻井隆先生、社会連携推進室長 瀧本貴子さんです。文京学院と本学は2017年に大学間連携協定を締結し、大学祭、30キロウォーク、五街道ウォーク等を通じて学生間の交流を重ねてきました。初対面のご挨拶の後、両学間の交流、大学運営等、話に花が咲きました。
 最初の話題はコロナ対応についてで、東京、埼玉にキャンパスがある文京学院では、基本的対策の徹底を図りながら対面授業を実施しているとの事。初期には「オンライン授業の準備が大変で、先生方は夜9時から研修をしていました」と。また「特に3年生は、制限も多く思うようなキャンパスライフが過ごせていないと思うので、有意義な時間をできるだけ作ってあげたい」(櫻井)との事。中津川リレーマラソン(5・29)でお会いした学生さんの話をすると「うちの子たちは大丈夫でしたかね・・・。心配な子が多いんですよ」(瀧本)と。お二人の学生を思う温かい気持ちが伝わってきました。
 教育に関する話題では、「入学前や初年次教育に重点を置き、 主として PBL(課題解決型学習)を共通内容で実施しています」と。「学生が自ら実践して、失敗をモチベーションにして座学で理論を補い、また次の実践へと。トライ&エラーの繰り返しで成長させたい」との事でした。また「学生の声に耳を傾ける場として 、SLF(スチューデントリーダーフォーラム)を企画して教育改善につなげています」と。「やはり教育は停滞してはいかん。新しいことに取り組まないと」(櫻井)の言葉が印象に残りました。
 今回の訪問で、櫻井学長と滝本さんは初対面の私に、終始笑顔ある挨拶や話し方、豊かな表情を伴う聴き方で接して下さいました。お二人のホスピタリティのお陰で、打ち解けた雰囲気の中、有意義な時間を過ごせました。そして改めて「教える側が学び続ける大切さ」を確認することができました。学びの土壌を停滞させず、学生が常に前向きなトライ&エラーができるように、教職員は学び続けなければなりません。
 これからも高等教育機関で働く同志として、学び合っていきたいと思います。遠路はるばるお越しいただき、ありがとうございました。 #学術

取材後記:2024年に創立100周年を迎えると言う文京学院大学さん。本学の100周年は2066年。♪縦の糸はあなた~ 横の糸は私~、ひとつずつ丁寧に、皆で歴史を紡いでいきましょう!(いまづ)