グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ようこそ学長室へ54
~ 絆で生まれた最強チーム「祝!東海地区大学(男子)ソフトボールリーグ戦大会優勝」~

ホーム  > 新着情報  > ようこそ学長室へ54 ~ 絆で生まれた最強チーム「祝!東海地区大学(男子)ソフトボールリーグ戦大会優勝」~

左から、和田監督、三島さん(興國)、貫野さん(上宮)、德永さん(興國)
※( )内は出身校【撮影時のみマスクを外しています】

 青葉が美しい季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて今回のお客様は、2022年度春季第90回東海地区大学ソフトボールリーグ戦大会において10年ぶりの優勝に輝いた、男子ソフトボール部主将 三島隆輝(捕手経営3)、副主将 貫野隼一郎(一塁手経営4)、德永晃啓(外野手経営4)、和田正志監督です。(敬称略)大会を振り返りながら、これまでの経緯、当日の心境、今後の目標等を伺いました。
 リーグ戦5試合、全勝優勝ということで、その要因について尋ねると、全員「大会2週間前に学生主体のミーティングをしたこと」を挙げてくれました。具体的に「先輩、後輩関係なく話して絆が深まった」(三島)「4年生が頑張れていなかった点を反省して、最後のチャンスにかけようと思った」(貫野)「試合前アップ、声掛け、ベンチワーク等を見直し、雰囲気が変わった」(德永)とミーティング後の変化を話してくれました。監督は「昨年最下位で、新年度もケガ人が多くずっと状態が悪かった。選手たちが自ら危機感を持ってミーティングしたことに手応えを感じていた」との事でした。またリーグ戦の中で、特にポイントになったゲームを尋ねると、初戦の優勝候補中京大戦(3対1)を挙げ、この勝利を機に自信が深まり、全勝につながったとの事でした。
 最後に今後の抱負を尋ねると「全国でもさらに上を目指して良い雰囲気で戦いたい」(三島)「多くの後輩に入学してもらえるように『中京学院は強い』という印象を残したい」(貫野)「引退する時に、このチーム、この先輩で良かったと言われるように頑張りたい。最後に泣いて欲しい!」(徳永)「気が緩む面があるので、技術面、精神面共に再度強化したい」(和田)と、それぞれ思いを込めて話してくれました。
 今回の取材を通じて、礼儀正しさ、明るさ、そして何よりもチームのつながりの深さが印象に残りました。先輩の言葉を受けて三島君が「以前の状態では無理だったけど、今なら先輩が引退する時、絶対泣ける」と最後に話してくれたこと。これがこのチームが持っているかけがえのない強さです。人は必ず誰かに支えられて生きています。心を通わせた強いつながりは、外に向かう揺るぎない自信を生みます。先輩を思い涙を流せると確信するほどの絆。「一生の宝」を手に、悔いのない試合を。 #スポーツ

取材後記:劇的ビフォーアフター級の変化を遂げたチームの様子をイキイキと話す3人は、充実感に溢れ青春の輝きそのもの。選手を信頼し、静かに見守る監督もまた眩しいッス。(いまづ)