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ようこそ学長室へ41
~トライアンドエラーの先にあるもの「侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿」~

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凛々しさが眩しい赤塚さんと

 向寒の候 皆様いかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は大学日本代表候補に選出された硬式野球部の赤塚健利君(経営2)です。中津川キャンパス4号館に新たにオープンしたコミュニティセンターPOLTAで、愛媛県松山市で開催される強化合宿(12月3日~5日)を前に、現在の心境や今後の抱負等を伺いました。私は彼が高校2、3年生の時、高大接続授業を担当しており、当時の印象を一言で表すと「気は優しくて力持ち」でした。
 久しぶりに会った彼はやはり穏やかな表情で、以前よりさらに立派な体に成長していました。正面から挨拶を交わした際に思わず見上げてしまい、「まだ伸びてる?」と聞くと「195センチです」と笑顔で答えてくれました。まず現在の心境を尋ねると「県の決勝で勝ちきれなかったので、まさか自分が選ばれるとは思っていませんでした」また「大会後に肘、肩のケガで練習できない期間があり不安です」との事。大学に入って特に成長した所は「技術的には変化球でストライクが取れるようになったこと」や「精神面では自分で工夫して練習する責任感が生まれたこと」だそうで、心、技、体が揃って成長していることを感じました。試合中に常に意識している点は「野球ができることに感謝して『桜梅桃李』(おうばいとうり)を合言葉にしています」との事。この言葉は「似通っているけど違う、自分にしかない独自のもの」の意味で、どんな時も「自分らしさ」を見失わずプレーすることを大切にしているそうです。最後に合宿での抱負を尋ねると「全国レベルの心技体、全てを吸収したい」と力強く話しててくれました。 
 全国トップレベルの選手が集まる貴重な機会。「桜梅桃李」の言葉通りに、周囲の目を気にすることなく、自分を信じてチャレンジする姿を見せて欲しいと思います。前向きなトライによる失敗は失敗ではなく経験であり、その経験を積み重ねることで成功に近付きます。成功の対極は失敗ではなく、失敗を恐れトライしないこと。チャレンジしたその先に、新たな世界がきっと開けるはずです。
#スポーツ

取材後記:いつも、全力で野球に取り組めることへの感謝を胸に、一礼してマウンドに立つという彼のパワーソングは「大丈夫」by Berry Goodman。って、彼そのものがVery Goodman!(いまづ)