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ようこそ学長室へ39
~地域に根差す大学として「瑞浪市行政改革審議会」~

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芋焼酎をこよなく愛す古田先生と

 落ち葉散りしく時節、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は瑞浪市行政改革審議会会長として、去る令和3年11月15日(月)第5次瑞浪市行政改革大綱に対する意見書を取りまとめ、水野市長に手渡したばかりの経営学部准教授古田成志先生にお出で頂きました。意見書は行政改革大綱のうち「行動計画」でうたっている19項目を評価、検証したものです。これまでの経緯や委員としての思い等を伺いました。
 まず、委員になられたきっかけをお尋ねすると「学部の地域連携委員だったことから依頼があり、5年間続けています。」との事。行政改革審議会委員は、青年会議所、商工会議所、自治会長、男女共同参画推進会議、一般公募、有識者等から成る6名で構成され、「市民代表として、全ての意見を反映することはできませんが、幅広い意見を聞けて勉強になっています」と。地域の中で様々な人と関わりながら活動することから気づきが生まれ、有意義な経験となっていることを感じました。
 意見書では、特に強調したい事項として「協働による行政運営」と「簡素で効率的な行政運営」「持続可能な行政運営」が挙げられており、この点について伺うと「瑞浪市は『住民協働の街づくり』を掲げており、ボランティア等を通じて市民がいかに行政に関わるかが重要です。このような面は大都市にはない良さで、さらに伸ばして欲しい」と。また「人口減少が進み、限りある財政の中で、いかに費用対効果を考えるかも大切です」との事でした。地域に愛着を持ち、より良くしたいと思いがヒシヒシと伝わりました。最後に、講義等に還元できる点については「企業経営とは異なる行政の考えを学ぶことができ、視点を変えて教えることにつながっています」との事でした。
 本学はミッションに「生涯にわたり、主体性を持ち、地域社会に貢献できる人財の育成」、ビジョンに「地域における知の拠点の実現」(東濃まるごとキャンパスの実現)を掲げています。勇気を出して地域に足を踏み出すことで、新たな気づきが生まれ、キャンパス内では限りある成長の可能性を広げてくれます。誰もがこの場所に関わりのある人間として、より良くする為の一歩を進んで踏み出したいものです。#地域貢献

取材後記:なんだか、大学の自己点検評価活動が浮かんできたーっ。『住民協働の街づくり』ならぬ『教職協働の大学づくり』がんばっていきまっしょい!(いまづ)