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ようこそ学長室へ34
~ 心のバリアフリーを求めて「中津川市社会福祉協議会」~

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左から、大塚先生、嶋倉さん、私、三浦さん

 爽やかな秋晴れが続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。「ようこそ学長室へ」今回のお客様は、中津川市社会福祉協議会会長、三浦博行さん、地域福祉課長、嶋倉陽子さんです。経営学部大塚先生のご紹介でお出で下さいました。
 中津川キャンパス正門から100メートルほどの場所に「障がい者就労支援事業所てがの」(社会福祉協議会運営)があります。私自身、これまでも何か教育的連携が図れないかと考えていましたので、まず、この点についてお伺いしました。すると三浦会長さんからは「以前から貴学とつながりができると良いと思っていたので、できることから始めたい」とお言葉を頂きました。また嶋倉さんからは「社協の行事に学生さんが参加してもらえると職員にとっても刺激になり嬉しい」と。地域に本学があることを前向きに受け止めて下さり、学生、教職員とつながりを深めたいという思いが伝わり、嬉しく思いました。
 また、瑞浪キャンパスで実施してきた手話サークルによる交流会や高齢者サロン等のお話をすると、「福祉に対して造詣が深く嬉しく思います」「新たな展開ができる可能性を感じワクワクしています」と笑顔で話し て下さいました。
 「福祉」が意味する、誰にとっても幸せな世の中を実現する為に、何が求められているのでしょうか。昨今、情報化社会におけるSNSの発達からコミュニケーションの在り方が著しく変容し、人が直接顔を合わせずに多くの物事が成立しています。実感の伴わないバーチャルな世界が占有率を高めているのです。しかし、時代がいかに変わろうとも、人間の幸せは、一人ひとりがじかに触れ合うことで互いの違いを実感し、思いやりの心を持つことが始まりです。子ども、お年寄り、障がいのある方等、様々な人との関わりを持ちながら、誰もが幸せな世の中を模索する「場作り」を進めていきたいと思います。#地域貢献

取材後記:毎日通り過ぎていただけの場所が、ひょんなことからクローズアップされ興味を持つようになる。心が、モノクロからカラーになる瞬間。(いまづ)