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ようこそ学長室へ㉙
~ 仲間と共に「おうちオリンピック2021」

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左から、三宅さん(土岐商)、大脇さん(中京)、佐野さん(成章)
※( )内は出身校【撮影時のみマスクを外しています】

 10月に入りキャンパスに少しずつ学生達の明るい声が戻ってきました。今回のお客様は、「おうちオリンピック2021」(9月21、27、29日、90名参加)の実行委員、大脇征吾君(栄養2)、佐野賢丈君(看護3)、三宅結菜さん(保育2)の3名です。コロナ禍で交流の機会が減少する中、「学部を越えて学生が関わる場を」との思いを込めて企画されたこの取り組み。競技はオンライン形式、1チーム4人でインスピレーションクイズ、おうちで借り物しりとり、ポーズでシンクロ等、バラエティに富んだ種目を行いました。
 まず全体の感想を尋ねると、「他学部の人と交流するのは初めてで緊張しました」「競技を通してつながりが感じられました」「チームワークの大切さを感じました」等、初対面でのチーム編成でしたが、しだいに打ち解けて、楽しく取り組めたようです。次に反省点を尋ねると「ネット環境や機器の準備が不十分だった」「ルールや時間設定が曖昧だった」「リハーサルを繰り返すべきだった」「3、4人が同室にいて感染対策に配慮できなかった」等々、多くの事柄に気づき、その眼差しはすでに次の行動に向かっていました。
 最後に、この経験を今後にどう活かしていくのかを尋ねると、「自分から話しかけて関係を築く大切さを経験できたので、コミュニケーション力を磨いて患者さんと接したい」(佐野)「他者の意見を取り入れることで、自分の選択肢が広がることに気づきました」(大脇)「ファシリテーターを通じて人見知りの壁を少し破れたので、保育士の仕事に役立てたい」(三宅)と話してくれました。
 私たちが仕事に向かう時、「したい仕事」「しなければならない仕事」「すべき仕事」の3つがあります。「したい仕事」は文字通り自分のやりたい事とイコールで結べるものです。「しなければならない仕事」は、与えられた立場における「義務」となるものです。最後の「すべき仕事」は、現状をより良くするために、自ら考え、能動的に行うものです。学生たちは今この体得の入り口にいます。自己の行動を振り返り、「すべき」を考えて進んで行動できる人へ。さらなる成長を期待しています。#真剣味
 
取材後記:この企画、2022,2023…と続けていく為に、ブラッシュアップさせながら後輩たちにバトンを渡していってほしいなぁ。あ、せっかくなら他大学に広げていくのもおもしろいかも。(いまづ)