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ようこそ学長室へ㉖
~ つなぐタスキ、つながる思い
「女子陸上部 全日本大学女子駅伝出場決定!」~

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左から、加藤愛結さん(県立岐阜商業)、加藤若葉さん(県立岐阜商業)、
稲葉夢香さん(四日市商業)、羽柴卓也監督 
※( )内は出身校【撮影時のみマスクを外しています】

皆さんお元気でお過ごしでしょうか。「ようこそ学長室へ」久しぶりのお客様は、第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(10月31日仙台市)東海地区選考会で1位となり、3年連続3回目の出場を決めた、女子陸上部の選手3名と羽柴監督です。選考会(9月20日)は6名で5000メートルを走り、合計タイム上位2チームが出場権を獲得しますが、2位中京大学に6分以上の差をつけ、1位~4位を独占する圧勝でした。
 初めに選考会に臨んだ気持ちを伺うと「エース不在の試合でしたが、大きな失敗もなく安定した力が出せました」(加藤愛)「予選会に初めて出場する選手の手本となり引っ張れるように頑張りました」(加藤若)「緊張はしませんでしたが、もう少し積極的に前に出たかったです」(稲葉)と振り返ってくれました。監督は「チームとして安定した走りができましたが、欲を言えば、自分たちからペースを作る勇気が欲しいですね」と今後の課題を含めて話して下さいました。またこれまでの競技生活について尋ねると、加藤さん姉妹は、中高大を通じて切磋琢磨しながら支え合ってきたとの事。また稲葉さんは、高校の全国大会前にケガで走れず「このままでは終われない」と悔しさをぶつけて努力してきたとの事。それぞれが苦しみ悩みを抱えながらも、ひた向きに打ち込んできた姿勢が伝わりました。
最後に全日本の目標を尋ねると「8位入賞を目標にしています!」と自信に溢れた表情で全員が答えてくれました。監督からは「『勝負の年』と位置付け、8位入賞に挑戦したい」との宣言に続けて「一人ひとりの思いを大事にしながら『心』がつながっていく試合がしたいね」と優しい眼差しで選手に語りかける言葉がありました。
久しぶりのお客様とのお話、とても新鮮でした。改めて学長室に来られる皆さんから、私自身が多くの学びと前を向く勇気を頂いていることを実感しました。「思い」や「心」は、はっきりと見えません。しかしながらチームで積み重ねてきたその思いが、苦しい時に揺るぎない柱となり支えてくれるはずです。これまでの競技生活を通じて得た様々な思いを忘れず、襷と共に一人ひとりの「心」をつなぐ試合を期待しています。#スポーツ

取材後記:彼女たちの強さは、弛まぬ努力とチームの絆。試合前のルーティンはSNSでの母親とのやりとり(加藤姉妹)、旬の果物摂取(稲葉)が不可欠。桃栗三年柿八年、杜の都で花を咲かそう!(いまづ)