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ようこそ学長室へ㉓
~ 想像力を育む学び「保育科コロナ感染症予防手洗いポスター」~

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 こんにちは。皆さんは学内に掲示されている5、6歳児対象「コロナ感染症予防手洗いポスター」をご存じですか。今回は「子どもの健康と安全」(保育科2年科目)の中でポスター作成に取り組んだ2グループの学生と指導にあたった鵜野先生を学長室にお招きしました。
 初めに鵜野先生に取り組みの様子をお伺いすると「保育士を目指すだけあって、表現力や発想力、そしてチームワークが素晴らしかった。」とお話しがあり、改めて持参してくれたポスターを拝見しました。一つ目の作品は、縦長の紙の6個の枠に、下から順序よく手洗い方法が描かれていました。他のグループが横長の構図で進める中、「100階建ての家」という絵本をモチーフにしてこの構図を思いついたとの事。6つに分かれた各階には、可愛い生き物たちが色彩感豊かに切り絵で貼られ、最上部にはピカピカになった手の様子が花火で表現されていました。二つ目は、一見すると普通の手洗いの絵。しかし角度を少し変えて目を凝らすと、発砲スチロールを使って立体的に作られており存在感が際立っていました。苦労した点は、イラストと文字のバランス、配色等で、各自が得意分野を進んで担当して取り組んだとの事。また子どもたちの興味をよりひきつける為に「クレヨンしんちゃん」が見事に描かれていました。
取り組んだ学生達に共通する点は、作成の過程で、ポスターに興味を持ち、にぎやかに話しながら手を洗う子どもたちの姿を鮮明に思い描いていることです。また、発達に合わせた素材や題材の活用、配色の工夫など、他科目の学びが活かされていることも2グループに共通していました。
近い将来、保育士や幼稚園教諭として社会人になる皆さん、この先、思うようにいかず、学ぶことや働くことの意義や方向性を見失うことがあるかもしれません。そんな時こそ、作品でイメージした子どもたちの姿を思い出して下さい。また、様々な学びと関連付けながら取り組むことも忘れないで下さい。きっと苦しい時の支えになり、正しい方向へ導いてくれるはずです。

取材後記:「しんちゃんが呼んでるよ!」「カエルさんが待ってるよー」と言いながら手洗い場に連れていきたくなるような2つの楽しい作品は、現在中京幼稚園に掲示されています。「さすが2年生!オラたちの心理をよくわかってるぞー byしんのすけ」(いまづ)

左前から、加藤明日香さん(中津商業)、小倉葉乃さん(中京)、
各務雪愛さん(中京)、岡田優花さん(浜松開誠館)、鵜野先生
後方左から、大脇一輝さん(中京)、奥田真弥さん(土岐紅陵)
※( )内は出身校【撮影時のみマスクを外しています】

左から、名倉陽和さん(中京)、中岡優維さん(中京)、竹内愛夢さん(中京)、坪井李樹さん(中京)、田中郁江さん(東濃)、田中駿也さん(鹿島学園)、
鵜野先生 ※( )内は出身校【撮影時のみマスクを外しています】