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ようこそ学長室へ⑫
~ 揮毫 建学の精神「共に生きた半世紀」~

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左から、私、荒川先生、安達理事長(撮影時のみマスクを外しています)

「ようこそ学長室へ」12回目のお客様は、荒川辰男先生です。荒川先生は1974年(S49)に学校法人安達学園中京高校に国語科教諭として奉職され、2018年(H30)まで、実に44年の長きにわたりお勤めになられた方です。教員として国語や書道を担当する一方で、日展6回入選の書家としても活躍されています。このように本学に深い縁のある荒川先生に、4月初旬、建学の精神「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」のご揮毫をお願いしました。今回、作品の完成にあわせて来学して下さいました。
先生が最初にこの言葉と出会ったのは名古屋の梅村学園中京高校入学式。それ以来、辛く苦しい時や壁にぶち当たった時など、常に心の支えになっているとのことでした。特に教師として生徒指導する時には、この言葉通り「うわべだけの言動では通用しない。真剣味を持って、しっかり生徒と向き合う。心でぶつかっていくことが大切だ。」とおっしゃっていました。また書に込めた思いについては『「真剣味」にある力強さと柔らかさを意識しながら表現した。』とのこと。このような背景の中で揮毫された建学の精神。到着したばかりの作品を箱から取り出すと、瞬時に言葉の持つ迫力と文字に込められた思いに圧倒されました。創立者の学園創設に込めた情熱を示し、本学教育の道標となるもの。私学にとっての建学の精神は、人間の体で言えば背骨であり、この理念の下に、あらゆる活動の芯となる一筋が作られます。言葉と文字を通して、改めてこの道を見失うことなく邁進していかなければならないと感じました。
この建学の精神は、間もなく瑞浪キャンパス5号館玄関及び1号館二階会議室に飾られます。今後、本学に集う全ての皆様が、何かを思い、感じ取り、それぞれの生活に役立てて頂ければ幸いです。
荒川先生、思いの籠った作品のご揮毫、本当にありがとうございました。
#真剣味

取材後記:本物には心があって、その思いがコチラにも伝わるから、感動したり胸に響くものがある。それって、人も同じだよなぁ。(いまづ)