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第156回 ようこそ学長室へ
~ 原動力は「好奇心」~  

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小椋先生と

 若葉の緑が目に染みる爽やかな季節となりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のお客様は、4月から看護学部特任教授として着任した小椋みづえ先生です。先生は、長年にわたり東濃地域の医療機関でお勤めになられた経歴をお持ちの方です。ここまでの経緯や学生達に望むこと等、様々なお話を伺いました。
 初めに着任までの経緯を伺うと「専門学校を卒業後、看護師として当時の昭和病院(現在の東濃厚生病院)に就職し、その後土岐総合病院に異動、最後は、移転を計画中の聖十字病院に移り、土岐総合と聖十字では副看護部長をしていました。聖十字はゼロからのスタートで大変でしたが、何事にも新たな挑戦をするのが好きなので、やり甲斐がありました」と、これまでの苦労を微塵も感じさせない、明るさと笑顔で伝えて下さいました。
 仕事をする上で大切にしているのは「人と人とのつながりですね。相手の心に寄り添いながら、『話を聴く』『一緒になって考える』姿勢を大切にしています」と。また教育や医療安全管理者等、マネジメントする側に立つことが多い中、「自分で一方的にやってしまうと誰もついて来ないので、周囲の人の『ああしたい』『こうしたい』を聞き入れながら、一緒に達成感を味わうことを大切にしてきました」との事でした。学生と接して感じているのは「まだ慣れていないので挨拶なんかも照れ臭くて、とっかかりが難しいですね。今後、他の先生方の指導を参考にしながら学んでいきたいと思います」との事。
 大学教育の場に挑戦しようと決断した理由は「70歳になり、これまでの仕事にどこかでケリを付けなければならないと感じていました。でも、いざ仕事がなくなって『喪失感に耐えられるか』『ずっと家にいられるか』と考えた時に、やはり新しいことにチャレンジしたいと思いました」と。また、ご自身の性格を「とにかく好奇心旺盛で、新しいものに挑戦することが好きなんです。大好きな歌では、NHKのど自慢に7回挑戦しています。夢はテレビに出て歌う事なんですよ」と楽しそうに話して下さいました。
 学生達に伝えたいことは「人を好きにならないと良い看護はできません。『好きこそものの上手なれ』で、患者さんをよく見て接して欲しいです」と。今後の抱負は「ありきたりですが、信頼される教員になりたいと思います」との事でした。
 今回の取材を通じて、何事にもワクワク感を持って、楽しく取り組む姿勢が、長年の継続した成果につながっていると感じました。困難が目の前に現れた時、「自分には無理だ」と意気消沈するのか、「やり甲斐がある」と心躍らせるのかは受け取り方次第です。ネガティブをポジティブに変換する力、見習いたいものです。#真剣味

取材後記:No.113に次いで、また一人本学のミッションそのままの方を発見!これまた趣味が多彩で歌うわ、吹くわ(フルート)、ナイスショット(ゴルフ)で忙しいんやわ。(いまづ)

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