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先輩からのメッセージ

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人の心の動きを学んだことが、子どもたちとの関わりに活きています。

就職先:土岐市立妻木小学校附属幼稚園(土岐市公務員(保育職))
卒業年:2021年度卒業
後藤 愛実 さん

生まれ育った地域で保育士や幼稚園教諭として働きたいと思い、公務員採用試験に挑戦し、土岐市の職員になりました。今は幼稚園で4歳児のクラスを担当しています。はじめは仕事を覚えるので精いっぱいでしたが、最近は自分なりに工夫しながら子どもと関わっています。4歳児の子どもはできることが増えて自信を持つ一方で、できないとわかると「やりたくない!」とすねてしまうことがあります。そんなときは悔しい気持ちを否定せず受け止めるようにしています。気持ちに共感することで、子どもは頑張ろうと前に進みます。こうした心の動きを専門的に学んだのが、心理学のゼミでした。たとえば子どもが友だちを叩いたとき、ただ叱るのではなく「なぜその行動をしてしまったのか」その理由を考えることが大切だと学びました。行動や言動の背景にある気持ちを心理学の視点から学べたことは、子どもはもちろん保護者との関わりを考える上でも役立っています。子どもがいきいきと頑張る姿を間近で見ると、仕事のやりがいを感じます。子どもの「やりたい!」と思う気持ちを大切にして、日々の成長を支えたいと思います。

バリエーション豊かな学びを経験し、 長年の夢を叶えることができました。

就職先:学校法人中京学院 中京こども園
卒業年:2021年度卒業
三宅 結菜 さん

私の夢は保育園に通っていたころから、保育者になることでした。今は長年の憧れだった保育者となり、2歳児クラスを担当しています。2歳児は自己主張が強くなるイヤイヤ期で、トイレトレーニングも始まる時期。補佐の先生と相談しながら試行錯誤し、子どもたち一人ひとりとじっくり向き合うことを大切にしています。大学の学びの中で好きだったのは造形や表現の授業です。絵の技法などを学ぶ中で、「絵の具にこんな使い方があるんだ!」といった驚きや発見がたくさんありました。実際にこの経験を活かし、2歳児なら手形をとることで絵の具に親しみながら1年間の成長過程も残すなど、年齢に合わせた活動を工夫して行っています。ほかにも模擬授業や実習など、仕事に直結する実践的な学びが豊富でした。そして何より中京学院大学の魅力は教職員の皆さんのあたたかさです。勉強や実習のきめ細やかなアドバイスはもちろん、就職活動も手厚くサポートしていただきました。私の原動力は子どもたちの笑顔!共に働く先生方や目の前の子どもたちから、よりよい関わり方や豊かな発想を吸収し、成長していきたいと思います。

実習を通して「ここで働きたい」と 心から思える場所に出会えました。

就職先:社会福祉法人同朋会 東農自閉症援助センター「かさはら」
卒業年:2022年度卒業
伊藤 なつき さん

1年次のときに、現在勤めている自閉症援助センターへ施設実習に訪れたことが、私にとって大きな転機となりました。働くことを通して自閉症の方々の自立を目指すこの施設では、支援員と利用者さんが同じ目線に立ち、商品の組み立てなどのお仕事に取り組んでいます。それまで先生という立場で、子どもたちのお世話をする保育者を目指してきた私にとって、利用者さんと支援員が対等な関係を築いていることがとても新鮮で、実習中は障がい者支援についてさまざまな気付きを得ることができました。大学では社会福祉や障がい児心理などについても学んでいましたし、先生や両親も背中を押してくれ、施設への就職を決意。働き始めてからは、視線や表情など利用者さんの細かな様子に気を配る先輩方の姿に学ぶことばかりです。在学中に実習や講義を通し、「子どもだから」「障害があるから」という接し方ではなく、一人の人間として相手を尊重し、向き合う大切さを学べたことは、大きな成長だったと思います。今後も一人ひとりの利用者さんを深く理解することで、それぞれに合ったよりよい支援を行っていきたいです。