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「暮らしの保健室」の
研修に行ってきました!

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こんにちわ。ゆうです。
少し肌寒くなってきましたが、皆さま、お元気ですか。
今年の夏は、甲子園や、夏祭り、花火などに行かせていただきました。慌ただしく、楽しかった夏も終わりに近づきつつあります。
8月31日には、今後の域学連携推進活動に役立てるため、域学連携推進室メンバー2名で、新大久保にある「暮らしの保健室」の研修に行ってきました!計画していた時から、“やっと”という感じです。
暮らしの保健室は、病院でなかなかゆっくり聞くことができない健康のことや、困りごとについて、“気軽に相談できる地域の開かれた場”となっています。

戸山ハイツの1階部分は、商店街が並んでおり、その真ん中あたりの1つが「暮らしの保健室」になっています。玄関は、木造で作られており、中に入ると、正面が大きな机、左の奥に相談スペースとベッド、手前にも相談スペースがあり、右側にキッチンがありました。すべて1フロアになっていて、目が届くようになっています。

室長の秋山様は、25年間の訪問看護師の経験があります。2008年の日本がん看護学会で、「イギリスのマギーズセンター」の紹介があり、同じような場所を日本でも作りたいと考えたそうです。新宿は、救急車ですぐに大学病院に行けるため、かかりつけの病院があまりありません。住民向けに年1回、在宅支援シンポジウムを開催したところ、参加者の方が、もともと倉庫になっていた場所を貸してくださることになり、今の「暮らしの保健室」が、2011年7月に、開設されました。また、2016年10月、東京に「マギーズ東京」がグランドオープンする予定だそうです。

現在の活動としては、がん相談:900件/年、ボランティアによる活動:料理教室、多職種連携事例学習会:1/月、住民向け在宅支援シンポジウム 1/年、熱中症予防・脱水症予防講座、地域のお祭りの時などの相談コーナーなどがあります。ボランティアの方の3分の1が、ベテラン看護師であり、どんな相談に対しても、できるだけ支援につなげていくことができるため、安心して利用できる空間となっていたことが印象的でした。地域の特徴や必要なことは何かを捉えることが、成功のカギであると感じました。今後、域学連携の活動に少しずつ、いかしていきたいと思っています。暮らしの保健室の皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。