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先輩からのメッセージ

ホーム  > 学部・学科紹介  > 看護学部看護学科  > 先輩からのメッセージ

先輩たちの声を聞いてみましょう。


患者さんの立場で考え、 きめ細かにケアをする看護師に。

就職先:JA岐阜厚生連 東濃中部医療センター 東濃厚生病院
卒業年:2019年度卒業
田立 絢さん

看護師になって4年目の今、循環器・内分泌・神経内科を担当しています。さまざまな疾患の知識が必要な上、患者さんによって病態も重症化リスクも異なります。また認知機能が低下した患者さんにはやさしい言葉でお話しするなど、伝え方も工夫しなければなりません。一人ひとりに合ったケアやコミュニケーションをすることが看護の難しさであり、やりがいでもあります。常に心がけているのは「なぜ、この処置が必要なのか」と、ケアの根拠を明確にすることです。これは大学で学んだ「基礎看護学」の授業で徹底的に教えられました。また「老年看護援助論」の授業では老年期の身体や心理を学びました。「すべてを援助するのではなく、患者さんの持っている力を活かしたケアが大切」と学んだことは、高齢の患者さんと多く関わる今の仕事で役立っています。就職活動では東濃地域の病院について教職員の方から多くの情報をいただきました。東濃厚生病院は大学の病院実習で何度も伺っており、働きやすい環境が気に入って就職を決めました。大学の学びを土台にさらに知識を身につけ、きめ細かなケアを実践したいと思います。

疾患の特性に合わせて、 専門性の高い看護を提供する。

就職先:国立循環器病研究センター
卒業年:2019年度卒業
近藤 政樹 さん

『最先端の、その先へ。』という国立循環器病研究センターのスローガンに魅かれ、最前線の循環器病看護を学び専門性の高いケアを提供したいという思いから就職を決めました。現在は成人先天性心疾患や心臓移植待機、心臓移植後の患者さんを対象とした混合病棟に在籍し、看護を行っています。患者さんの疾患の特性に合わせたきめ細かなケアを心がけ、一人ひとりの気持ちに寄り添う看護を目指しています。大学では医学の基礎になる人体の解剖・生理学に力を入れて学習しました。また看護過程のプロセスを学び実習で実践する中で看護過程の重要性を知り、問題解決・目標達成思考の技術を身につけました。大学の授業や実習、課題に追われて忙しい毎日でしたが、友人と励まし合い切磋琢磨したことは、かけがえのない思い出になっています。循環器病は特殊な疾患や複雑な病態も多くまだまだ知識が未熟ですが、疾患を理解する上で学生時代に学んだ解剖学などの知識が役に立っています。患者さんやご家族の立場に寄り添った看護を実践し、知識と技術の向上を目指したいと思います。

就職先:豊橋市民病院
卒業年度:2022年度卒業
佐野 賢丈 さん

大学の講義や実習を通して実感したのは、看護師は医師や薬剤師、臨床検査技師など、さまざまな医療従事者と連携しながら患者さんの看護を行っているということです。スタッフと確実に情報を共有するために、しっかりとコミュニケーションをとることが重要だと学びました。また患者さんや家族が抱えている不安を少しでも和らげることも、看護の大切な役割だとわかりました。実習や国家試験の勉強は大変でしたが、先生との距離が近く相談しやすい環境で、クラスメートと励まし合って乗り越えました。また就職活動では、アドバイザー制で1年次からお世話になっている先生に、就職先の選び方や面接対策、履歴書の書き方などのアドバイスをいただきました。大学の手厚いサポートのおかげで、希望の病院に就職を決めることができました。豊橋市民病院は東三河の中核病院であり、地域医療を支える重要な役割を担っています。高度急性期医療に重点を置いているので、将来は確かな知識と技術を備えた救急看護の専門看護師をめざしたいと考えています。