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読書しませんか?(by 言太郎)

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中京学院大学オープンキャンパス


入試広報部 言太郎(ゆうたろう)です。

入試広報部 言太郎(ゆうたろう)です。

みなさん、「叙述(じょじゅつ)トリック」ってご存知ですか?「叙述トリック」とは、巧みな文章によって、作品の中の人物ではなく、読者自身をだますトリックのことです。
読者が勘違いを起こすようにミスリード(誤読する、解釈を誤ること)して、最後に仕掛けを明かし、「え~!」と読後の衝撃をもたらすものです。

たとえば
「彼は1年生。まだあどけない表情でかわいい。出勤時にすれ違うたび、いつも元気にあいさつをしてくれる」
と書いてあれば、普通小学1年生を想像しますね。
実は彼は「高校1年生」だった…

言太郎は、「だまされないぞ!」と思いながら、毎回この手の「叙述トリック」本を読むのですが、いつもみごとにだまされてしまいます。

衝撃の種類は作品によって違います。最後の最後で「え~!」となるもの、あっけなく読了後「あれ?何?この違和感…」と二度読みしてしまうもの、など様々です。以前のおすすめ本「リバース」もこのジャンルに位置します。

その中で、定番中の定番に、乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」という作品があります。
一見普通の青春恋愛小説なんですが、最後の二行で「あれ?」となり、二度読みするとまったく違う話になるんです。
再読時に、「ここのミスリードでやられた…」とはっきり分かる瞬間が、楽しくて悔しくて(笑)

一度読んでみてください。でも決して先に最後の二行を読まないでくださいね。

読後、言太郎とミスリードについて語りませんか?
オープンキャンパスにいますので、ぜひ声を掛けてください(笑)
6月開催日は、6月12日(日)中津川キャンパス、6月19日(日)瑞浪キャンパスです。

お待ちしております!